認知症になるって、パソコンのハードディスクが壊れるようなものだと考えてました。
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記憶していた場所、記憶する場所が壊れてしまう。
漠然とですが、そういうイメージでした。
でも、父のお世話をするようになってそうじゃないんだなと思いました。(人によって違うかもしれませんが)
言うなれば、父の記憶はクラウド上に保存してあるのです。
でも、通信状況がわるくてクラウドにアクセスできない。通信状況がよい時だと、クラウドのデータにアクセスできるから、正しい記憶を引き出せる。
あと、パソコンでいうところのメモリがすごく少ないんだなというのも感じます。
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パソコンって、一度にたくさんの作業をするにはメモリが多くあった方がいいんです。
メモリが多いと、作業する机が広いようなもので、一度にたくさんの作業ができます。
メモリが少ないと、机が狭いので一度にたくさんの作業ができません。無理にたくさんの作業をしようとすると、処理速度が遅くなったり固まったりするわけです。
父はメモリが少ないので、一度にたくさんのことを覚えておけません。長い話や難しい話をされると、メモリ不足でフリーズします。
当然父は、パソコンと違って修理したり買い替えたり増設したりはできませんが、そういうものなんだと思うとつきあいやすくなります。
「どうしてできないの?」と思うより「そういうものなんだ」と捉える方が楽になれます。お互いに。