父の歯磨きをする時、横になってクッションに頭を乗せた父は大きくお口を開けてくれます。

 

 

父には下の歯がわずかに残るだけ。わたしはその歯にフロスを通したいと思っていたのですが。

 

父の歯は接着剤のようなもので塞がれていてフロスが上から通せません。

下の絵は父の前歯だと思ってください。赤で色をつけた部分が塞がっているのです。

 

 

わたしの愛用するフロスは、Y字タイプなので、何やら塞がっている父の歯には通せないのでした。

 

 

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しかし。
わたしにはもう一つ使用しているフロスがありました。
 
持ち手などがなく、糸だけのフロスです。

ロールタイプ、または糸巻きタイプと呼ばれる、必要な分だけ引き出して使うタイプです。

 

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針に糸を通すように、父の歯の隙間に糸だけのフロスを通します。
フロスは、歯に沿わせるように前後に動かすのが大切です。
 

このように、真ん中の隙間にフロスを通し、歯に沿わせて前後に動かしていると…

 

 
スッ。

 

 

⁉︎

 

真ん中で動かしていたはずのフロスが、横にずれたのです。さっきまで真ん中にあったはずのフロスが左に移動しています。

 

何が起こったのか理解できませんでした。

 

父は全く痛がる様子もないので、変にあわててはいけないと動揺をこらえるわたし。

 

よく見ると、左から二番目の歯は浮いていました。

 

そうか!

これがブリッジというやつか!

ブリッジは、両脇の歯に固定する治療法だったはず。

 

普通に生えている歯だと思ったから焦ったけれど、浮いている歯なら問題はありません。むしろフロスを通して掃除すべき。

 

何やら塞がっていてフロスが上から通せなかったのも納得です。

 

今後も父のお口のお手入れの際には、フロスもしっかりやるつもりです。