出かける準備をした父が「学校に行く」と言い出しました。

学校?

どこの学校?

 

「学校ならどこでもいいよ。どこかあるでしょ。幼稚園でもいいけど」

 

たぶん、なぜ「学校」と言ってしまったか自分でもわからず、辻褄を合わせるためにそう言ったものと思われます。

 

「近くに小学校はあるけど。ちょっと行ってみる?」

と提案。

「よし、行こう」

と乗り気の父。

 

徒歩10分くらいの小学校へ歩いて行きました。

小学校の周りをぐるっと回って、別のルートを通って帰りました。

 

今日も父にとってなかなかいい運動になりました。

「また夕方に散歩に行くかなあ。なあ?」

と言ってきたので、楽しんでもらえたのでしょう。

 

たぶん、夕方には散歩に行かないと思いますが。