ケアマネジャーが訪問予定の日、

「お客さんが来るよ」

と父に告げました。

 

「お客さんにお茶菓子か何か用意してあるのか」

と父。

 

「ないけど、いいよ。お仕事で来るんだし、他のお家にも行かなくちゃいけなくて忙しいんだから」

と言うと父は、

「じゃあ、来たら『お忙しいところすみません』『お忙しいところ』って何度も言わなくちゃ。アハハ。何度も、アハハハハ」

と何がおかしいのか「お忙しいところ」を連呼して一人でずっと笑っていました。

 

ショートステイ先の職員さんに送ってもらって帰宅した時も、

「よかったら上がってお茶でもどうですか」

などと声を掛けていました。(もちろん、断られます)

 

そういえば、ショートステイに行く前も、

「運転手さんに何かお菓子でも」

とか言ってたなあ。

 

人に何かしてあげたい気持ちがあるのかも。