父が食べられるように、お菓子を常備しています。
父は一人でこっそりと食べていることもありますが、わたしのいるところにいくつか持ってきて、
「あんたにもあげる」
と言う時もあります。
わたしは食べたくない時は「いらない」と断っていました。
そうすると父は、
「えー!何で?」
と驚くのでした。
食べたくないから、今は要らないと言っても「何で?」と聞いてきます。食べたくないんだってば…。
このやりとりが面倒なので、最近は「ありがとう」と受け取ることにしました。
受け取れば、食べなくても満足なようです。
受け取ったお菓子は、頃合いを見計らって父に勧めることもあります。
置いておくと、父が勝手に食べることもあります。
個包装だから、食べなければ元のお菓子入れに戻せばいいし。
しかし、個包装をわざわざハサミで開けて「これあげる」と渡してくることもあり油断なりません。
