夜中2時。

父が起き出して、ガサガサしながら独り言を言っています。

 

さっき起こされたばかりなのに、寝かせてくれ。

と思いましたが、

「痛いんだよなあ」

などと言っていることから、頑張って起きました。

 

父のそばへ行くと、父は足が痛いと言います。

左足の中指あたりが痛いと。

 

パッと見た感じ何もなってないので、何もなってないよと言いました。

 

父は、

「明日(かかりつけの内科)に行ってみるかなあ」

などと言います。

 

内科で足は診てくれないと思う。

「整形外科がいいんじゃない?明日の朝になってから考えよう」

と提案して、また寝ました。

 

 

朝になって、わたしが台所でコーヒーを飲んでいると父が起きてきて言いました。

足の指が痛いから見て欲しいと。片手にはオロナインを持っています。

 

 

 

痛い=傷がある=オロナインを塗る、みたいな発想なのでしょうか。

 

本当に痛いんだな、と思い、改めてちゃんと見ると、左足の中指は何ともないのですが、薬指は巻き爪になっていました。

爪が皮膚に食い込んで、少し赤くなっています。

 

このせいじゃない?と父に言うと、爪を切って欲しいと言います。

 

巻き爪だし、爪が厚くなっていて切るのが難しかったのですが、何とか切りました。

 

爪を切ってからは、足が痛いと言わないのでやっぱり爪のせいだったみたい。

 

その後、時間が経ってから「足は大丈夫?もう痛くない?」と聞いてみました。

 

「うーん。そう言われてみれば、痛いような気がする」

との回答だったので、痛くなさそうです。