昨日の夕方、ケアマネジャーさんがサービス利用票を持って来ました。
父にショートステイ先の様子を聞きます。
ケアマネジャーさんがパンフレットを見せながら、
「こういうところだったでしょう?」
「思い出した?」
「顔見知りの人はできた?」
と問うのに対して、父は、
「ああ、そうだねえ」
「何人かいるんじゃない?」
と答えます。
適当に話を合わせている雰囲気満々です。
帰ってきた当日なのに、ショートステイ先のことはもう忘れているようです。
ケアマネジャーさんは、
「イヤな思いはしてなさそうですか?」
とわたしに確認をして、この話題は終わりました。
(イヤな思いはしていません、たぶん)
そして、サービス利用票を手に取って熱心に見る父。
どういう気持ちで見ているのでしょう。
ケアマネジャーさんは、父に対して身を乗り出して熱心に話しかけます。ご丁寧にサービス利用票の概要を父に説明してくれるのです。
上の空の父に、
「お父さん、買い物はいつもどこに行くの?」
と別の話を振るケアマネジャーさん。
父は、近所のスーパーの名前を口にしました。
実際はコンビニで買う方が多いのだけど。
「むかしからよく使うところだと覚えてるんだね」とケアマネジャーさんがわたしに言うので、ショートステイ先について父が適当に答えているのもわかってるんだろうなあと思いました。