父は、居間から台所に出る時にスリッパを履きます。

 

わたしのスリッパと、父のスリッパを並べて置いておくと、間違えてわたしのスリッパを履いてしまうことが多々あります。

 

なので、わたしのスリッパは、少し離れたところに置いていました。父に履かれないように。

 

しかし最近は、父が脱いだスリッパをわたしのスリッパの隣に置くようになってしまったので、再び間違えられるようになってしまいました。

 

わたしの対策、意味なし。

 

父は認知症になってから、今まで当たり前にわかっていた常識などがわからなくなってしまったので、周りの様子を気にしながら、真似をしてうまくやっていこうとしているのでしょう。

 

履いてる時に気づけば「スリッパ間違えてるよ」と指摘します。すると、父は謝ります。

指摘したところで、もちろんまた間違えます。

 

間違えられても別にいいのですが、父の足にわたしのスリッパはどう見ても小さいので…。

 

スリッパの置き場所を考え直すことにします。