今日も、
「俺は今日どこに行くんだったかな?」
と問われて、ショートステイ先に行くんだよと答えると、
「車で迎えが来るんだよな」
と言います。
ショートステイ先に行く時は、車で迎えが来るというのはすっかり覚えたようです。
その後も「迎えがまだ来ないなあ」と繰り返し言っていて、今回は何事もなく送り出せるかと思っていたら。
まさかの出発20分前に拒否発動。
「俺は今日、どこに行くんだ」
からの、
「行くのをやめるわけにはいかないのか」
昨日説明に使った紙を再び持ち出し、丁寧に説明を行い、
「お父さんが(ショートステイ先)に行ってくれるとお母さんも安心できるし、わたしも助かる」
などと言って、何とか
「じゃあ、3日だけでも行ってみるか」
を引き出せました。
父はカレンダーを見て、
「3日だから…。今日は何日?4日?(指折り数えながら)4、5、6…。13日に帰ってくる。いや、13日は仏滅だから14日退院にしよう」
退院って。
病院じゃないんだけど。
というか、全然3日じゃないじゃん。
それからしばらくカレンダーを見つめる父。
父「よし、13日に退院する」
娘「13日は仏滅だからだめなんじゃないの?」
父「仏滅だと、みんな動かないから空いてていいだろう」
娘「うん、わかった。じゃあ、そうしようね」
29日まで予約取っているので、変更はしません。
このやり取りも忘れてしまうから、後で「約束が違う」と責められる心配はありません。
具体的な言葉は忘れてしまうけど、感情は覚えているはずだから、真摯に対応すること。
大事なのは、それだけ。

