夕食を食べ終わると、入れ歯を浸けおきするための容器を父の前に置いて、

「入れ歯を外してくれたらきれいにしますよ」

と毎回言っていたら、容器を置くだけで父は入れ歯を外そうとするようになりました。

 

言葉だけではなかなか覚えてもらえないけれど、行動とセットだと記憶に定着するのか、ただの反射なのか。

 

父にこまめに水分を摂ってもらうために、そしてわたしの水分補給のためにも、小さなコップ2つにグリーンダカラを注ぎます。

 

 

 

飲む時にグラスを合わせて「カンパーイ」と何度か言っていたら気に入ったらしく、毎回乾杯を要求してくるようになりました。

 

乾杯するのが嬉しいのか、乾杯が水分摂取の一環として組み込まれてしまったのか。

 

何であれ新しいことが覚えられるのは、嬉しいことです。