認知症関連の本を読みました。
 
『認知症 ありのままを認め、そのこころを知る』
井桁之総

 

 
印象に残ったのは「寺内貫太郎一家」や「巨人の星」「サザエさん」の登場人物が認知症になったら、という話。
 
「サザエさん」以外は観たことないのですが、昭和の番組を振り返る特番なんかで紹介されているのを見た記憶があります。
 
「寺内貫太郎一家」って小林亜星さんが出てたドラマで、何か屋根の上でしゃべるシーンとかあったようななかったような。
「巨人の星」は、星一徹がちゃぶ台ひっくり返すシーンがあまりにも有名。
 
大家族、近所とのつきあいも密な昔ながらの家族として「寺内貫太郎一家」が。
現代に多い核家族として「巨人の星」が例に出されていました。
 
表紙やタイトルがとっつきにくい印象があったのですが、上記のような話もあって非常に読みやすいです。
 
また、心に響いたのは、
「認知症は不自由だけど、不幸ではない。」
という言葉。
心に留めておきたい。