認知症関連の本を読みました。
認知症の人の心がわかる本 監修:杉山孝博
「認知症をよく理解するための9大法則・1原則」
「上手な介護の12カ条」
など、わかりやすくまとめられていてわかりやすいです。
認知症介護をする上で、この本に書いてあることを知っているだけでだいぶ気持ちが楽になると思います。
9大法則に書かれていたうちの一つで、印象に残ったのは「身近な人に対するほど強い症状を見せる」というもの。
何年も前に母が「お父さんが忘れっぽくて」と困った様子で言ってきても、わたしは「もう年なんだからもの忘れくらいするでしょ」と答えていました。
わたしの目には年相応のもの忘れに見えたけど一番近くにいた母の前ではもっと強い症状が出ていたんだろうなと思います。もっと早くこういう知識があれば、母にも少しは楽をさせてあげられたかもしれない。
この本の「上手な介護の12カ条」にも書いてあります。「知は力なり、よく知ろう」
親の介護を始めてから、いかに自分が何も知らなかったかを思い知らされました。
でも、介護を始めてからでも知るのに遅すぎることはありません。