父の部屋は、紙系のゴミが多い。


本人にとってはゴミじゃなかったのだろうけれど。

長い間、いろんな団体の役員を引き受けていたので、その資料がとにかく多い。

母が少しずつ捨てたり、隠したりしていたけれど、まだまだあります。


今日、父が昼寝している間にこっそり片付けをしました。


今までもこそこそと資料を運び出し、分別し、ゴミの日に出してきました。

空白があると「何がなくなったのかわからないけど、何かなくなった」と感じさせてしまうので、気をつけて片付けてきました。


今日は、低めの棚ごとごっそり無くしてしまおうと決めました。


幅60センチほどの棚(2段+1段)です。

A4縦のファイルを立てて収納できる段と、B5縦のファイルを立てて収納できる段で構成された母お手製の棚。

A4横のファイルを収納できる、母お手製の箱。


この中身をせっせと運び出し、棚もベランダに退避。


空いたスペースには、ハンガーラックを置きました。

前に買ったやつです。



父が寝ている間に全て終えました。


父には、

「このハンガーラック、ここに移動したよ」

とだけ説明しました。


父の感想。

「ほー、いいねえ!」


「ハンガーラックをここに置いた方が、部屋が広く使えるでしょう」

と言ったら、

「そうだねえ」

と、感心したように言っていました。


書類がなくなったことには気づいていないようです。よかった。