母が入院している病院から電話がありました。


病院から電話があるとドキドキします。

転院直後から感染症対策で個室にいる母。

個室から大部屋に移ったという連絡かも、という淡い期待を抱いて電話に出ましたが、そうじゃありませんでした。


母は、人工呼吸器をつけています。


人工呼吸器を間違って外さないように、ミトンをつけているのですが、それでも人工呼吸器を外してしまうようになってしまったそうです。腕の力とか、体の動きで抜いてしまうみたいなんです。


なので、腕を拘束する必要があるという連絡でした。


命に関わることなので、拘束は仕方ないんだけど。

母も人工呼吸器なんて外して早く帰りたいんだろうな、と考えると悲しくなってしまいます。


とは言え、それだけ身体を動かせる体力がついてきたということでもあります。


リハビリはしてるけど、個室から出られないから関節を動かすようなリハビリみたいです。

病室から出られるようになれば、気分転換にもなって落ち着くと思うんですけど、と看護師さんは言ってました。


急によくはならないのはわかってるけど、早くよくなってほしい。



父にも説明したところ、身体を動かせる体力がついてきたということを喜んでいました。

わたしもいい面に目を向けたいな。