父が昼寝をしていて寒いと言う時には、プーさんのブランケットを掛けています。


今日は掛けてあげたら、

「プーさんだ」

と言っていて、小さな子供みたいだなあと思いました。


このブランケットは、母のタンスからほぼ未使用で出てきたものです。

それをわたしが「父の昼寝にちょうどいい」と引っ張り出してきたわけです。


繰り返し使ううちに父も愛着が湧いたようで、

「これは俺がどこかで景品でもらってきたんだ」

と話すようになりました。


近所の店で改装があって、改装後にセールをやっていたんだよ。

みんなすごい行列で、先着何名かに景品がもらえることになっていたかもしれない。

店内にはいろんなものが飾ってあってなあ。

この毛布は、天井に飾ってあって「あれが欲しい!」と俺が指を差したら、店員がありがとうございますと言って取ってくれたんだよ。

本当はこれはお金で売る商品じゃなかったんだ。

あの店員はもうおじいちゃんになっているだろうなあ。


というような話をします。

長い。

過去の実際の体験が混ざったりしてるのかもしれません。


作話ってやつでしょうね。

こんな作話なら害がないので平和です。


とは言え、事実と異なるからそこが許せないとすごくしんどいと思います。