父が「今、住んでいる団地がなくなる」という話をしつこくしてきます。



父の言うことをオウム返しすることで、かなり短く話を切り上げられるようになりました。

オウム返しすごいよ。


「団地がなくなる」という話を始めたのは、先週あたりからなんですよね。


何がきっかけだったのか、推測してみました。

  1. 部屋が急に片付いたから
  2. 介護保険サービスの説明をしたから
  3. ロシアがウクライナに侵攻してるから

部屋が急に片付いたことは、引っ越しを連想させたかもしれません。

介護保険サービスの説明をして、冊子を見せたので老人ホームに行かなければならないという考えが浮かんだかもしれません。

そして、ロシアがウクライナに侵攻したニュースを毎日見ているので…。

関係ないと思いますよね?
普通なら関係あるなんて思うわけがないのですけども。

ウクライナから他の国に避難する方々を見て、自分もどこかに行かなければいけないと、父が考えた可能性を感じました。

今日、ニュースを見ていたら父が「この団地にある建物も見に行ったらこうなってるかもしれない」と言ったのです。
毎日見ているニュースは、父にとっては身近なものになってしまうのでした。

いろんな情報が父の中で蓄積して、新たな現実を作っているのかもしれません。