父に介護保険サービスのことを説明しようと思いました。
父が、新聞の折り込みチラシの中から有料老人ホームのものを見つけて
「こんなものがあるよ」
と見せてきたことがありました。
また、
「春はお別れの季節だから、この団地ともお別れだなあ」
などと言ったり、施設に入れられるんじゃないかと感じてるように思えました。
長谷川和夫先生の本で見た言葉で考えたのもありますが、父がわたしたちの話の端々から感じ取って勝手に不安になってしまうよりは、きちんと説明した方がよさそうです。
以前、地域包括支援センターに相談に行った時にもらったパンフレットを父に見せました。
母の退院後の生活にサポートが必要かもという話や、生活支援サービスがあるというところから始めてみました。
父は抵抗なく聞いています。(わかっていないだけかもしれませんが)
「ショートステイというサービスもあって、泊まってごはん食べたりお風呂入ったりというのもあるよ」
と言うと、
「いいねえ。一度利用してみたいねえ」
と答えました。
えっ、本当に?
「そのまま、ずっと居たくなっちゃうかもしれないねえ。家よりいいやなんて言ってなあ」
と言って、わははと笑いました。
「話のネタに一度使ってみるのもいいよ」
と、大変乗り気な様子でした。
今の父がそう言ったからと言って、明日の父も同じことを言うとは限らないのですが。
認定調査で訪問があることも説明しました。
拒否反応示すかとドキドキしていたので、拍子抜けです。