母が入院したので、実家の片付けをしています。


タンスの上に積まれた棚の上に積まれていた箱。

または、タンスの上に積まれた棚の裏にひっそりと隠すように置いてあった箱。


開けてみると、出てきました。


わたしが幼い頃に描いた絵。

小学生の頃に描いた絵。

小学生の頃に書いた作文。

小学校の文集。


ここまでは取っておくのもわかるのですが、ここからがわからない。


算数のノートや、社会科の教材。

習字や、テストも微妙。


そして、箱の中の保管状況。

乱雑に詰め込まれただけ。

カビのようなシミが箱の中に、紙に大量に見受けられます。

箱自体もホコリをかぶっているし、置き場所についても邪魔者扱い。

それらを見てわたしは悟りましたよ。


「これは大切に取っておいたんじゃない。捨ててないだけだ!」


小さなお子さんをお持ちの方々。

お子さんの描いた作品って、何でも取っておきたくなると思います。簡単に捨てられないと思います。


でも、数十年経って朽ちた状態でそれが出てきた時の子供の気持ちになってみてください。


きれいなうちに捨てた方がいいですよ。


どうしても捨てられないなら、何年経っても何十年経っても「大切に取っておいた」と言えるように保存すべきです。


でもね。

むかしの作品より、今の子供に向き合う方が大事だと思うんですよ。むかしの作品を管理することに手間を掛けるよりも。

今の子供と過ごす時間の方が、大事だと思うんですよ。


わたしに子供はいないけど、子供側の意見としてそう思います。