父のことを認知症、認知症と言っていますが、病院で診断は受けていません。

かかりつけ医に紹介された物忘れ外来で診てもらうことになっています。

 

予約が随分先だったので永遠に来ないかと思っていたのですが、予約日がようやく3週間後に迫ってきたので、父に病院に行くことを説明したいと思いました。

 

ちょうど「いろんなことを忘れる」と父が言うので話を切り出してみました。

「お父さん、いろいろなことを忘れるので困ってるんでしょう?そういう時に診てくれる病院があるんだよ。」

 

父は「そんなものはあるわけないよ」と面白そうに笑っています。

(時々、何が面白いのか一人で思い出し笑いをしたりひたすら笑っている時があります。)

 

かかりつけ医からの紹介状についていた予約票を見せて「ここに行くんだよ」と伝えました。

 

「よく見せて」と言って、父は内容をわかっているのかいないのか、書いてある文字を口に出して読んで楽しそうにしていました。

 

そして「これはあんたが大事なしまっておいて」と言いました。

 

カレンダーにも「物忘れ外来」と記入しましたが、これから何回このやり取りをすることになるのか。