母が入院中なので、前から気になっていた実家の片付けに着手しています。
かつてわたしの部屋だった3畳ほどのスペースが、母の趣味関係の物置と化していました。
足の踏み場が全くなかったのですが、片付けたところ、認知症で記憶があまり持続しない父でさえ「すっきりしたなあ」と感心していました。
父でさえ気になるほど長い間、物置化していたのかもしれない。
そこを片付けている時に、母の趣味の手芸用品や工作用品がかなり出てきました。
未開封のものもあるのですが、その時は「未開封のものもあるのね」ぐらいにしか思いませんでした。
捨ててしまったら、母が元気になった時に悲しむだろうから取っておこうと思ってました。
しかし、母が占有していた押し入れを整理したところ、ここからも未使用の手芸用品が出てきまして。
数十年単位で放置されているものがゴロゴロしてました。
それ見てたら、もう最初に見つけた未開封の手芸用品も全部捨てていいかなって気持ちになります。
未開封のまま存在を忘れてしまうなんて、買ったお金がもったいないのはもちろんですが、未開封のまま死蔵されたものだってかわいそうですよ。
買ったらすぐ使う。
逆に言えば、使う分だけ買う。
そうしないと、老後死蔵品に埋もれて過ごすことになります。
最終的にはゴミ屋敷になりかねない。