父のタンスが開かずのタンスになってました。

タンスの前に、書類が山のように積まれていたからです。


書類の山をどけて、タンスを開けられるようにしました。


書類については「全部捨ててもいいんじゃない?」と思ってました。ホコリの積もり方が尋常じゃなくて、明らかに年単位で放置されているから。

とは言え、大事なものが含まれていると困るから一応避けておいたんです。


その避けておいた書類の山を今日になってふと見てみると。

未開封のレターパックがあるじゃありませんか。

消印は「23年」とあります。


23年?

今年22年だけど?


あっ、平成…。

えっ、平成23年?


11年前じゃん。

11年前の、父宛ての未開封レターパック。


開けちゃお。


開けてみました。

中身は、父が通っていた小学校が2010年に廃校になった際に発行された記念誌でした。(お金を払って買ってるはず)


父と一緒に見てみました。

何と!

父がいた当時の集合写真が掲載されてました!


父の子供の頃の写真なんて見たことがありません。どれがお父さんなの?


わくわくしましたが、どれが父かは父自身もわかりませんでした。

時代が時代(昭和17年)なので、写真も不鮮明ですし。


でも、父が活き活きして見てたのでよかったです。

「すっかり目が覚めちゃったなあ」と言っていました。


見つけ出せて本当によかった。

何でも捨てちゃだめだなあと思いました。