「六人の嘘つきな大学生」という本を読んでいたら面白すぎてバスを乗り過ごしそうになりました。
読み終わったので、改めて感想をネタバレなしで書きたいと思います。
就職活動中の大学生6人が最終選考のために一ヶ月間協力し親睦を深めていきますが、直前で選考方法が変更されます。
そして、選考当日に起こる事件。
犯人は誰なのか?
過去の回想と現在のインタビューを交えながら進んでいく展開は目が離せません。
次々に明かされる意外な一面。時を超えて指摘される犯人。
人間、誰でも表の顔と裏の顔があるでしょう。人前では見せない明かさない過去も。
事実の一部を切り取って晒すことで悪い印象を与えることは簡単で、悪い印象を覆すのは大変なことです。
本当に面白かった。
物語として面白かったのはもちろん、考えさせられました。就職活動のこととか、人の表裏とか。そして、完璧な人間なんていないんだろうなということも。