より良く生きようと志す人の心を支えを提供するカウンセラー高田です。
昨日は、次女の高校の卒業式でした。
コロナ禍での卒業式ってどんなのだろう、と思いながらの出席でした。
出席者は家族1人のみ。席は間隔が空いており、国歌斉唱、校歌斉唱も全て心の中で歌う。
改めてこんな風に制約を受けると寂しいものですね。
生徒が入場、退場してもマスクでほとんどだれがだれか分かりません。
勿論、式の後の教室での参観もありませんでした。
3年前、入学した時はなんだかはつらつと、表情も見え、子どもたちの意気込みが感じられる式でした。
何だかわびしい式だなと思っていたところ、卒業生代表の答辞が印象的でした。
初めてのことだらけの催し物のやり方や、コロナ禍中にチャレンジしたことなどについて話されていました。
出来ない事はできないなりに工夫をし、チャレンジしていくエネルギーをそこに感じることができました。
また、今まで普通に合ったもの、例えば「隣に座っている友人と喋る時間」が当たり前ではないかけがいのないものであることが分かったと
言われていた時、奪われたものだけではなく、得られたこともあるのだということが分かり、何だかほっとした気持ちになりました。
今ある事の幸せを今まで以上に感じられた経験を持つ生徒たちがどんな風に成長していくのかとても楽しみです。
私自身もこの3年間を振り返る良い時間をもらいました。
3年前の入学式の頃は、丁度父が亡くなったばかりで、その後の事務的なことに翻弄され、家の事、長女の県外への就職活動、
次女の入学と急に様々なことに襲われた時でした。
忙しくて、そうでなくても頭が回らないのに苦手な事務的なこと、そして寂しさと変化が続く事でいつも顔は怒っていました。
鏡を見ると「嫌な顔」と思いながら毎日化粧をしていたように思います。
実際、もうしわけないのですが、次女の入学式の事はほとんど覚えていないくらいです。
そんな日々を過ごすとどうなるかというと、家庭はぎくしゃくしてきます。夫も父から受け継いだ会社を二代目として頑張っていかなければならない状態だったと思います。
それなのに、私がいつも怒った顔をして、事務的なことが分からないと「これってどういうこと?!」と疲れて帰ってきた夫に詰め寄っていたのです。
私は頑張っているのに何で私ばかり?!そんなことばかりを思いながら幸せではないと感じている日々を過ごしていました。
また、ゆっくりこの話は語る時があると思いますが、ある時、意を決して自分を変える!という事に力を入れることにしました。
そうすると、どうでしょう。本などで読んだりして「劇的な変化」とか書かれてあっても他人事と思っていましたが、本当に人生が劇的に変化してきました。
勿論、人生に浮き沈みがありまた沈んだ時におかしくなる私がいるかもしれませんが、きっとこの3年間を経験した私は同じような過ちを犯したりはしないと思います。
今は、「今存在している事」が当然だと思う事が無く、日々感謝です。
元気で働いてくれる夫、遠くで頑張っている長女、これから大学生活を迎える次女、グループホームで穏やかに過ごしてくれている母、まだ元気でいてくれる義母。
幸せとは目指すものではなく今ここで感じ、気づく事なんだなぁ。としっかりと眼を開き今日の式を記憶に留めました。
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2006年からの技術。まずはしっかりと心に寄り添う伴走者となります。
お客様のゴールを設定し、長年の感覚から、
思考・行動・感情の人間全体にバランスよくアプローチするので自然です。
「幸せ」な感覚、「大丈夫!」という感覚を一緒に取り戻していきましょう。
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