夫婦修復のご相談を長く受けていると、
ふと気づくことがあります。
同じように苦しんでいるのに、
修復がスッと進む人と、
なかなか抜け出せない人がいる。
努力の量でも、
愛情の深さでも、
我慢強さでもない。
その違いは何だろう…と
ずっと考えてきました。
そして最近、
ようやく一つの言葉にできた気がします。
必ずこれが必要、
というわけではありません。
でも、
「夫婦修復に進みやすい人」の
ひとつの指針として、
今日はこの話をします。
■夫婦修復しやすい人は「チャレンジャー」
ここで言う
「チャレンジャー」とは、
根性論の話ではありません。
心理学には
回避目標 と 接近目標
という言葉があります。
あえて私は、
接近目標を持つ人のことを
「チャレンジャー」と呼んでいます。
まずは、この言葉から説明しますね。
【回避目標を持つ人】
・傷つくこと
・失敗すること
・関係が壊れること
を避けるために動く人。
【接近目標を持つ人】
・自分が目指したい状態
・こう在りたい自分
を見据えて進もうとする人。

■私自身の、ちょっと恥ずかしい例
例えば、私の話。
夫に腕を組もうと
チャレンジしてみたことがありました。
結果は、
「嫌です」と即答。
もうショックすぎて、
不覚にも
その場で涙が出てしまったんですよね。
多くの人は、
ここで諦めてしまいます。
だって、
腕組みを断られた
= 私のことを嫌い
= 傷つく
= もうこれ以上傷つきたくない
そう考えるのは、
とても自然な流れです。
だから二度と同じことが起きないよう、
距離を取ったり、
期待を下げたり、
自分を守る行動に入る。
これが、回避目標。
でも、
私が見てきた
「修復が進みやすい人」は、
ここで終わらない。
というか、
正確に言うと
懲りない。
また痛い思いをするかもしれない。
それでも、
どこかで機会をうかがっている。
この違いは、
強さではありません。

■チャレンジャーの正体
私が見てきた
「修復が進みやすい人」に
共通しているのは、こんな点です。
・失敗をゼロにしようとしない
・結果がどうなるか分からなくても
「こう在りたい自分」を先に決められる
・怖さがあっても、小さな一歩を選べる
つまり、
結果保証のない中でも、
自分の在り方を選ぶ人
これが、
私の言う「チャレンジャー」です。
■本に書いてあった、腑に落ちた一文
『「本当の自分」を愛する心理学』
シュテファニー・シュタール著
この本の中に、
こんな一文があります。
人生や恋愛の目標が達成できるのは、
決して本来の能力や個人的な魅力ではなく、
成功の可能性に対する主観的な評価だ。
少し難しい言葉ですよね。
これを一文で言い換えると、
こういう意味です。
「うまくいくかどうかは分からなくても、
やってみても自分は壊れないと思えているか」
重要なのは、
現実の成功率ではありません。
・本当にうまくいきそうか
・能力的にできるか
・客観的に見て正しいか
ではなく、
自分の中で
「やってみても大丈夫そう」
と感じられているかどうか
例えば、
同じ状況の二人がいるとします。
夫婦関係は冷え切っている。
浮気問題も抱えている。
結果は分からない。
●Aさん(回避目標)
・失敗したら立ち直れない
・またダメだったら終わり
・傷つくくらいなら動かない
→ 主観的評価
「成功の可能性:ほぼゼロ」
●Bさん(接近目標)
・うまくいかなくても学びは残る
・最悪でも私は私
・やってみる価値はある
→ 主観的評価
「成功の可能性:ゼロじゃない」
この差が、
行動の差になります。
ここで言う「成功」とは、
夫が必ず戻ることでも、
浮気が必ず終わることでもありません。
「自分で選んだ」と感じられること。
「自分の人生を取り戻せること」。
行動した時点で、
もう
夫婦修復が進む人は、
未来を確信している人ではありません。
「うまくいかなくても、
私は壊れない」
どこかで
そう思えている人。
そんな人を、
私は「チャレンジャー」と呼んでいます。
(次に続きま~す
)
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