屋島の戦いの前半ルートをめぐったあと、
自転車を走らせながら向かったのは、
伝説と歴史がさらに色濃く残る後半ルート。

ここからは、物語の中に入り込んだような時間が続いていく。

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**元結(一里松跡)

旅人が髪を結い直した場所**

道を進むと、かつて旅人が髪を結い直したとされる 元結の地 にたどり着く。

今は静かな道だけれど、
昔はここを多くの人が行き交い、
武士も庶民も、ここで一息ついて髪を整えたのだろう。

「この道を、源平の武将たちも歩いたのかな」
そんな想像が自然と浮かんでくる。

屋島の史跡は、派手さはないけれど、
“当時の生活の気配”がふっと残っているのが魅力だと思う。

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**弁慶の投げ石

豪傑の伝説が残る巨石**

次に向かったのは、
その名の通り 弁慶が投げたと伝わる石 が残る場所。

実際に目の前にすると、
「こんな石、本当に投げたの…?」
と思うほどの大きさ。

もちろん伝説ではあるけれど、
その“ありえなさ”が逆に弁慶らしくて、
物語の世界に引き込まれる。

周囲はとても静かで、
風の音だけが聞こえる。
その静けさが、かえって歴史の重みを感じさせてくれる。

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**房前駅へ向かう道のり

海風と歴史が混ざり合う時間**

弁慶の投げ石を後にして、
自転車で房前駅へ向かう。

海が近づくにつれて風が変わり、
屋島の戦いの舞台が少しずつ形を帯びてくるようだった。

房前駅に着いたとき、
「ここから先は、義経や与一の物語が待っている」
そんな予感がして、胸が高鳴った。

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伝説の道を走り抜けて

元結から弁慶の投げ石までのルートは、
“物語の断片”が点々と残るような場所だった。

華やかな史跡ではないけれど、
静かな道の中に、900年前の気配が確かに残っている。

そして旅はここから、
義経・与一・景清という英雄たちの足跡へと続いていく。

① 店舗の概要と立地

しずチカ茶店「一茶」は、JR静岡駅北口地下広場にある静岡茶専門カフェ&アンテナショップ。
静岡茶商工業協同組合が運営し、約50社の茶商が選りすぐった60〜70銘柄のお茶が一堂に並ぶ、まさに“静岡茶のショーケース”のような場所。

• 所在地:静岡市葵区黒金町49-1
• 営業時間:10:00〜19:00(水曜定休)  一般社団法人 静岡県信用...
• アクセス:JR静岡駅北口地下広場から徒歩1分




駅直結で立ち寄りやすく、旅の途中でも気軽に本格的なお茶を楽しめる。

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② お店の特徴(静岡茶の魅力がぎゅっと詰まった空間)

● 茶商こだわりの静岡茶がワンコインで買える

組合加盟店の茶葉がワンコイン500円で購入できるのが大きな魅力。
季節ごとに新茶・熟成茶・水出し茶などが並び、選ぶ楽しさがある。 

● 急須で淹れる本格的な日本茶体験

カフェスペースでは、

• 1煎目はスタッフが丁寧に淹れてくれる
• 2煎目以降は自分で急須に湯を注いで楽しむ
という“日本茶の作法を体験できる”スタイル。 


上生菓子とのセットも人気で、静岡らしい上質な時間を味わえる。

● テイクアウトも充実

煎茶・焙じ茶・和紅茶・うす茶糖など、静岡らしいドリンクがテイクアウト可能。
緑茶割りなどの新しい楽しみ方も提案している。 

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③ 店内の雰囲気

木の温もりを感じる落ち着いた空間で、
お茶の香りがふわっと漂う心地よい雰囲気。

• 茶箱を使ったテーブル
• 地元木材を使った椅子
• 茶染めの暖簾や前掛け


といった“静岡らしさ”が随所に感じられる。 

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④ 御宿場印(府中宿)を求めて訪れる人も多い

訪れた目的のひとつ、府中宿の御宿場印もここで購入できる。
静岡駅周辺で御宿場印を扱う数少ない場所で、
東海道の旅を楽しむ人たちの拠点にもなっている。 

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⑤ 旅のひとこと(感想)

しずチカ茶店「一茶」は、
“静岡のお茶文化をそのまま体験できる、小さな茶の間のような場所”。

美味しい緑茶を急須で味わう時間は、
旅の途中とは思えないほど落ち着くひとときで、
静岡が“お茶の県”であることを改めて実感させてくれる。

御宿場印を求めて訪れたお店、
静岡の歴史と文化が自然につながる素敵なスポットだった。
香川県2日目の朝。
全都道府県制覇の旅の中で初めて訪れた香川の地を、今日はじっくり歩いていく。

向かったのは、源平合戦の舞台となった 屋島の戦い の史跡。
瓦町駅から電車に揺られ、八栗駅へ。
ここからレンタサイクルを借りて、静かな朝の史跡めぐりが始まった。

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八栗駅からスタート(朝の空気が心地よい)

八栗駅に降り立つと、
まだ朝の光が柔らかく、空気がひんやりしていて気持ちがいい。

レンタサイクルを借りて走り出すと、
すぐに“源平ゆかりの地”らしい静けさが漂い始める。

ここから、屋島の戦いの前半ルートが始まった。

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神櫛王墓(神話と歴史が交わる場所)

最初に訪れたのは 神櫛王墓。
神話の時代にまで遡る人物の墓とされ、
周囲はとても静かで、どこか神聖な空気が漂っていた。

源平合戦とは直接関係ない場所だけれど、
「この土地は古くから大切にされてきたんだな」と感じる。

旅の始まりにふさわしい、落ち着いた時間だった。

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佐藤継信・太夫黒の墓(義経を守った家臣たち)

次に向かったのは、
義経の忠臣として知られる 佐藤継信・太夫黒の墓。

屋島の戦いで命を落とした武将たちの墓が、
今も静かに残されている。

小さな墓所だけれど、
その場に立つと、
「ここで確かに戦いがあったんだ」と実感する。

歴史の重みがふっと胸に落ちてくる場所だった。

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長刀泉(伝説が息づく湧き水)

続いて訪れたのは 長刀泉。
義経が長刀を洗ったという伝承が残る湧き水で、
小さな場所ながら、伝説の気配が漂っている。

水の音が静かに響き、
自転車で走ってきた体がすっと落ち着くような感覚があった。

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菜切神社(小さな祠に宿る物語)

すぐ近くには 菜切神社。
義経が菜を切ったという伝承が残る場所で、
小さな祠ながら、地元の人に大切にされている雰囲気が伝わってくる。

こうした“伝説の断片”が点々と残っているのが、
屋島の魅力だと思う。

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前半ルートを終えて

八栗駅から始まった史跡めぐりは、
神話・伝説・歴史が静かに交差する道だった。

朝の柔らかな光の中で、
屋島の物語が少しずつ立ち上がってくるような時間。

このあと、旅はさらに深まり、
元結・弁慶の投げ石へと続いていく。
🌅 街の底に差し込む、ひときわ鮮やかな色

街の底には、静かな住人もいれば、
そっと光を落としていくような存在もいる。

ブラッド オレンジ ライヤー テール モーリー。
その名の通り、
夕焼けのような色合いと、ひらりと流れる尾びれが印象的な住人だ。

水の中を通り過ぎるだけで、
街の景色が一瞬だけ明るくなる。

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🧡 印象深いヒレは、街の“風のような存在感”

この子の魅力は、なんといってもヒレ。

• ライヤーテールの長い流れ
• 光を受けて揺れる縁の透明感
• ひらめくたびに生まれる小さな影


その動きは派手ではないのに、
水の中に“風”が通ったような余韻を残す。

街の底に静かに漂う空気が、
この子が通るだけで少しだけ動き出す。

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🤝 人懐っこさは、街の“距離を縮める力”

ブラッド オレンジのモーリーは、
とにかく人懐っこい。

• 近づくと、ふわっと寄ってくる
• 手前に来て、こちらをじっと見つめる
• 他の住人の間を、やわらかくすり抜ける


その距離の詰め方は、
街の住人たちにも、
そして見ているこちらにも、
安心感と親しみを与えてくれる。

街の底に“あたたかさ”を運ぶ存在。

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🌟 街の中での役割:空気をやわらかくする住人

この子は掃除係でも、警備係でもない。
でも、街にとってとても大切な役割を持っている。

それは、
「空気をやわらかくすること」。

• コリドラスのほじほじの近くを、そっと通り過ぎる
• モーリー同士で軽く挨拶するようにすれ違う
• ロリカリアの影の近くで、ふわっと尾びれを揺らす


その一つひとつが、
街の底に“やさしい流れ”を作っていく。
① 概要と立地

品川神社は、東京都品川区北品川に鎮座する 東京十社 の一社で、
源頼朝・徳川家康からも篤く崇敬された歴史ある神社。
京急線の高架がすぐ横を走る独特の立地で、
境内は周辺より一段高く、階段を上ると“街を見下ろす神社”という印象がある。

• 所在地:東京都品川区北品川3-7-15
• 創建:文治3年(1187年)、源頼朝による勧請
• 主祭神:天比理乃咩命・素盞嗚尊・宇賀之売命
• 東京十社の一社 



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② 歴史の流れ

品川神社は、源頼朝が安房国・洲崎明神から天比理乃咩命を勧請したことに始まる。
その後、北条氏・太田道灌らが相次いで神を合祀し、
江戸時代には徳川家康が関ヶ原出陣の際に戦勝祈願を行い、
勝利後に神輿や面を奉納したことで、徳川家の厚い庇護を受けた。

境内の社紋が「三つ葉葵」であるのも、この縁によるもの。

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③ 境内の特徴(急な階段と高台の神社)

急な石段から始まる参道 が品川神社の大きな特徴。

• 一の鳥居は龍が巻き付く「双龍鳥居」で有名
• 石段を上ると二の鳥居、さらに上に三の鳥居
• 高台にあるため、境内に立つと周囲より高く感じる


京急線の高架がすぐ横を走るため見晴らしは限定的だが、
その“都会の中の神社感”が逆に印象深い。

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④ 富士塚(品川富士)

品川神社の象徴ともいえるのが 品川富士。

• 高さ約15m、東京都内最大級の富士塚
• 明治2年築造、大正11年に現在地へ移築
• 品川区指定有形民俗文化財
• 浅間神社や猿田彦神社が祀られ、草鞋の奉納も見られる


富士山信仰の名残を色濃く残し、
短い距離ながら“富士登山”の雰囲気を味わえる場所。

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⑤ 板垣退助の墓

境内の奥には、
自由民権運動の指導者・板垣退助の墓 が静かに佇む。

• 品川区指定史跡
• かつての高源院墓地の名残
• 「板垣死すとも自由は死せず」の碑もある


神社の裏手に突然現れる近代史の空気が、
この場所の魅力をさらに深めている。

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⑥ 御朱印

東京十社の一社らしく力強い書体で、
参拝の記念として人気が高い。
季節限定の御朱印が出ることもあり、
御朱印巡りの人にもよく知られている。

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⑦ 旅のひとこと(感想)

品川神社は、
“都会の喧騒のすぐそばにあるのに、階段を上ると空気が変わる神社”。

急な石段、双龍鳥居、富士塚、そして板垣退助の墓。
歴史の層が重なり合う境内は歩くだけで楽しく、
東京十社巡りの中でも個性が際立つ場所だった。

御朱印をいただきながら、
街の中にこんな豊かな歴史が息づいていることに改めて驚かされる神社。
丸亀から移動して、夜の高松駅に到着した。
駅に降り立った瞬間、まず感じたのは “終点の駅” という独特の雰囲気。

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高松駅:終点のホームに立つという感覚

高松駅は、線路の先にそのまま駅舎がある構造で、
先頭車両のすぐ向こうに改札と出口が見える。

「ここが終点なんだな」
そう思うと、旅がひとつの区切りに入ったような気持ちになった。

遠くまで来たという実感と、
でもここにも日常があって、人が暮らしているという当たり前のことが、
ふっと胸に落ちてくる。

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高松シンボルタワーの夜景(街の広がりを感じる時間)

駅から歩いて 高松シンボルタワー へ。
展望フロアから見下ろす高松の夜景は、
想像していたよりずっと広くて明るかった。

街の灯りが静かに広がり、
遠くの海沿いには港の光が揺れている。

「遠くまで来たなぁ」
そんな気持ちと同時に、
「ここにも同じように生活があって、日々が流れているんだな」
としみじみ感じた。

旅先で夜景を見ると、
自分の暮らす場所と、知らない街の暮らしが
ふっとつながる瞬間がある。

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一鶴の鳥料理(おすすめされた味との出会い)

シンボルタワーを出たあと、
丸亀城の石垣修復の展示で話した年配の女性が
「高松に行くなら一鶴の鳥料理がおすすめよ」
と教えてくれたことを思い出し、
そのまま 一鶴 高松店 へ向かった。

店内は混雑していて入れなかったけれど、
持ち帰りは可能とのことで、迷わず購入。

ホテルで包みを開けると、
香ばしい香りがふわっと広がり、
ひと口食べた瞬間に思わず笑顔になった。

香辛料のバランスが絶妙で、
噛むほどに旨味が広がっていく。
「これは人気になるわけだ…」と納得の味だった。

旅先で地元の人におすすめされた料理を食べると、
その土地との距離がぐっと近くなる。

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玉藻公園の夜を歩く

一鶴へ向かう途中、
玉藻公園 の前を通った。

夜の城跡は静かで、
水面に街の光が反射して揺れていた。

「明日はここを歩くんだな」
そう思うと、
翌日の観光がますます楽しみになった。

旅の夜に見る城跡は、
昼間とはまったく違う表情をしていて、
その静けさが心に残る。

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高松の夜は、旅の余韻を深めてくれる時間

終点の駅に降り立ち、
夜景を眺め、
地元の味を楽しみ、
城跡の前を歩く。

高松の夜は、
旅の後半に向けて気持ちをゆっくり整えてくれるような、
そんな優しい時間だった。

① 基本情報(場所・アクセス)

宇都宮LRT(ライトライン)は、2023年8月に開業した日本で75年ぶりの新設路面電車。
宇都宮駅東口から芳賀・高根沢工業団地までを結ぶ 約14.6kmの次世代型LRT で、
開業当初から全国的に大きな話題となった。

• 路線名:宇都宮芳賀ライトレール線
• 愛称:ライトライン
• 区間:宇都宮駅東口〜芳賀・高根沢工業団地
• 所要時間:普通 約44〜48分
• 運行間隔:ピーク時 約6〜8分間隔




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② 由来・歴史(75年ぶりの新しい路面電車)

日本で純粋な新設路面電車が誕生したのは 75年ぶり。
宇都宮市と芳賀町が中心となり、渋滞緩和・環境負荷軽減・都市交通の再構築を目的に整備された。

• 低床式車両(LRV)で乗り降りがしやすい
• 専用軌道で渋滞の影響を受けない
• デザイン性が高く、街の新しいシンボルに
• CO₂排出ゼロの環境に優しい交通機関  MOVE NEXTうつのみや


“チンチン電車”のイメージを刷新する、
現代的でスタイリッシュな路面電車として注目を集めている。

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③ 車両の特徴(静か・揺れが少ない・快適)

「揺れが少なくて静か」という印象は、
LRTの特徴そのもの。

• 騒音・振動が少ない
• 低床で段差がなく乗りやすい
• 電気駆動でスムーズな加速
• 車内は広く明るいデザイン


公式でも「騒音や振動が少なく、快適な乗り心地」と紹介されている。  MOVE NEXTうつのみや

実際に乗ると、
“新しい乗り物ってこんなに静かなんだ”
と驚くほどの快適さがある。

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④ 路線の魅力(街と人をつなぐ新しい交通)

ライトラインは、宇都宮の新しい都市交通としての役割も大きい。

• 宇都宮大学・清原工業団地・ゆいの杜など主要エリアを結ぶ
• 工業団地で働く人の通勤を支える
• バスとの接続も改善され、移動がスムーズに
• まちづくりの軸として沿線開発が進む


“車社会の街に新しい選択肢をつくる”という意味でも、
全国から注目されている。

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⑤ 豆知識

• 車両は3両編成・定員160名  Impress Watch
• 運賃は150〜400円の対キロ区間制  JAF(日本自動車連盟)
• 公式グッズやフォトコンテストも開催されている  宇都宮ライトレール株式会社
• 宇都宮駅西側への延伸計画も検討中


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⑥ 旅のひとこと(感想)

宇都宮LRTは、
“新しい時代の路面電車ってこんなに快適なんだ”
と実感できる乗り物だった。

車内は静かで揺れが少なく、
スーッと滑るように走る感覚が心地よい。
街の景色を眺めながら移動できるのも魅力で、
宇都宮の新しい風景をつくる存在になっていた。
丸亀市立資料館とうどんでひと息ついたあと、
夜の街へ向かって歩き、次に訪れたのが Gold Tower ソラキン。

外観はシンプルなタワーだけれど、
中に入るとそこはまるで別世界。
光と水が混ざり合う、幻想的な空間が広がっていた。

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金魚のイルミネーション(静かに揺れる光の水槽)

館内に入ってまず目を奪われたのは、
金魚の水槽を使ったイルミネーション展示。

水槽の中でゆらゆらと泳ぐ金魚に、
色とりどりの光が反射して、
まるで水の中に光が溶けていくような美しさだった。

静かに揺れる光と影。
金魚の動きに合わせて変わる色彩。
見ているだけで時間を忘れてしまう。

アクアリウムを家で楽しんでいる身としては、
「こんな展示の仕方があるんだ…!」と
思わず見入ってしまうほどの完成度だった。

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階ごとに異なるアクアリウムの世界

ソラキンは階によって展示が変わるのも魅力。

• 光をテーマにした水槽
• 幻想的な色彩のアクアリウム
• 落ち着いた雰囲気の癒し空間
• ちょっと不思議なアート水槽


それぞれのフロアが独自の世界観を持っていて、
「次の階はどんな景色だろう」とワクワクしながら進める。

アクアリウム好きにはたまらない場所で、
近くにあったら定期的に通いたくなるような魅力があった。

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窓の外には瀬戸大橋の光

展示を楽しみながらふと外を見ると、
夜の瀬戸大橋が静かに光っていた。

「あの光の先から電車で渡ってきたんだな…」

そう思うと、旅の道のりが一気に胸に広がってくる。
昼間に見た瀬戸内海とは違う、
夜だけの静かな輝きがとても印象的だった。

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昼間の景色も気になる場所

夜のソラキンは幻想的で美しいけれど、
「昼間はどんな景色が見えるんだろう」
そんな気持ちにもなる場所だった。

瀬戸内海の青さ、
丸亀の街並み、
遠くに見える島々。

きっと昼間は昼間で、
まったく違う表情を見せてくれるはず。

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光と水に包まれる、旅の夜

丸亀城の歴史を歩き、
資料館で知識を深め、
うどんでほっとして、
高松へ向かう途中に訪れたソラキンは、
旅の余韻に浸るにはふさわしい幻想的な時間だった。

光と水に包まれながら、
「旅って本当にいろんな表情があるな」と
しみじみ感じた夜だった。

① 基本情報(場所・アクセス)

亀戸天神社(かめいどてんじんしゃ)は、東京都江東区亀戸に鎮座する 関東を代表する天満宮。
学問の神・菅原道真公を祀り、東京十社の一社にも数えられる。
境内は広々として整備が行き届き、四季折々の花が美しい“花の天神様”として親しまれている。

• 所在地:東京都江東区亀戸3-6-1
• 創建:寛文元年(1661年)
• 主祭神:天満大神(菅原道真)・天菩日命
• 最寄り駅:亀戸駅・錦糸町駅(徒歩15分)




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② 由来・歴史

亀戸天神社は、太宰府天満宮の神官・菅原大鳥居信祐が、
天神信仰を広めるために諸国を巡り、江戸の亀戸村に辿り着いたことが始まり。

• 1661年:道真ゆかりの“飛梅”で彫った天神像を奉祀
• 1662年:太宰府にならい、社殿・楼門・太鼓橋・心字池を造営
• 江戸時代:東の宰府として「東宰府天満宮」と呼ばれ、庶民の信仰を集める
• 明治以降:府社となり、現在の「亀戸天神社」に


江戸の名所として浮世絵にも多く描かれ、
学問成就の祈願所として今も多くの参拝者が訪れる。

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③ 三大天満宮の一つに数えられることも

「三大天満宮」は諸説あるが、

• 太宰府天満宮
• 北野天満宮
• 亀戸天神社


という組み合わせが挙げられることがあり、
関東における天神信仰の中心としての存在感が大きい。

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④ 見どころ(藤の名所として全国的に有名)

● 藤まつり(4月下旬〜5月上旬)

亀戸天神社といえば 藤の花。
境内には100株以上の藤が植えられ、
太鼓橋・心字池・社殿・スカイツリーとの組み合わせは圧巻の美しさ。

• 江戸時代から続く藤の名所
• 夜間ライトアップも幻想的
• スカイツリーとのコラボが写真映えすると人気


● 太鼓橋と心字池

太宰府天満宮にならった造りで、
朱色の太鼓橋が池に映る景観はまさに“江戸の名所”。

● 学問の神・菅原道真ゆかりの像

• 五歳菅公像
• 神牛像(撫で牛)
など、道真公にまつわる像が点在する。


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⑤ 東京十社の一社

亀戸天神社は、明治天皇が東京の守護として定めた 東京十社 の一つ。
江東エリアの精神的中心として、地域の人々に深く愛されている。

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⑥ ちょっとした豆知識

• 江戸時代には広重や北斎の浮世絵にも描かれた名所
• 葛餅の名店「船橋屋」は天神社参道が発祥
• 境内は梅・藤・菊と花の名所が続き、“花の天神様”と呼ばれる


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⑦ 旅のひとこと(感想)

亀戸天神社は、
“都会の中にありながら、四季の美しさと江戸の風情が息づく場所”。

広々とした境内は丁寧に整備され、
藤の季節には境内全体が紫色の光に包まれるような美しさがある。
丸亀城を歩き尽くしたあと、
次に向かったのは 丸亀市立資料館。
歴史好きにとっては、こういう場所は時間を忘れてしまう“沼”のような空間。

そして、旅の合間に味わった香川のうどんは、
やっぱり本場の力を感じる一杯だった。

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丸亀市立資料館(歴史の息づかいを感じる場所)

資料館に入ると、まず目に入ったのは
鎧・陣羽織・古地図・生活道具 といった展示の数々。

どれも丁寧に保存されていて、
丸亀の歴史が静かに語りかけてくるようだった。

• 武士が身につけていた鎧の重厚さ
• 陣羽織の色彩や文様の美しさ
• 古地図に描かれた城下町の姿
• 当時の生活を支えていた道具の温かみ


ひとつひとつの展示に足が止まり、
気づけば時間があっという間に過ぎていた。

丸亀城を見たあとに訪れると、
展示の内容がより立体的に感じられて、
「この街の歴史をもっと知りたい」と思わせてくれる場所だった。

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香川といえば、やっぱりうどん

資料館を出たあとは、
少し遅めの食事をとるために うどん店 へ。

香川県に来たら、やっぱりうどんは外せない。
出汁の香りがふわっと広がり、
麺はつるつるでコシがあって、
一口食べた瞬間に「これだ…!」と心の中でうなずいた。

旅の疲れがすっと溶けていくような、
優しい味だった。

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旅のリズムが心地よく整う時間

丸亀城の迫力と歴史の重みを感じたあと、
資料館で知識を深め、
うどんでほっとひと息。

この流れがとても心地よくて、
旅の中で“気持ちが整う時間”になった。

外に出ると、少しずつ夕暮れが近づいていて、
次の目的地へ向かう前の静かな余韻が漂っていた。