コロナのお篭り生活に入ってから、主人と海外ドラマを観るのが日課になりました。『愛の不時着』から始まり、『梨泰院クラス』など韓流ドラマに流れていましたが、この1ヶ月、毎晩欠かさず2.3話観ていたアメリカドラマが『Breaking Bad』。
北米では2008年1月20日から2013年9月29日まで放送されたドラマ。シーズン5まであり、全62話で、その後を描いた映画『エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE』も観てしまいました🤣
2014年度エミー賞の主要部門を総ナメにした作品なので、だいぶ時間が経ち、今更なのですが、とにかく面白かった…重かった…辛かった…でも観ずには寝られなかった…という感じ💦😅
【簡単なあらすじ】
余命わずかの高校教師が家族のために挑む危険な副業。 それは麻薬の精製だった……。 サスペンス・ブラックユーモア・家族愛が奇跡の化学反応を起こしたドラマ。
これから観る方の為に、ネタバレは避けるので、抽象的な雑感になりますが…
とにかく、主人公がこんなにも大嫌いになる作品に、初めて出会った気がします。これまでももちろん犯罪者や極悪人が主人公の作品は数多く観てきましたが、回を追うごとに、主人公に嫌悪感しか感じない、アンチ主人公‼️になっていく私達夫婦。。。
これは明らかに制作者側の意図だろうと思います。まんまとその意図に乗っかって、主人公である高校教師のウォルターに嫌気が差しつつも、共犯のジェシーの存在に最後まで救われ続けました。繊細で傷つきやすく、優しさと脆さを持ち合わせた唯一血の通った人間味溢れるキャラクターのジェシーが、このドラマの最重要人物。
彼は本当に、このドス黒く息苦しいドラマのオアシスになってくれました💕👏
もともとジェシーは、シーズン1で死ぬはずだったそうですが、ジェシーを演じたアーロン・ポールの演技力&人柄と、ウォルターを演じたブライアン・クランストンとの”化学反応”の素晴らしさが脚本の方向性を変えたという話が残っています。
アメリカのNetflixで観たのですが、日本語字幕がないので、スラングや聞き取りにくい会話はかなり英語字幕が頼りでした。夫婦揃って英語の勉強にもなった1ヶ月でした🤣
もしまだ観ていない方がいれば、必見です‼️