新しいお家は、フルリノベーションしたばかりで、内装だけでなく、備え付けの家電も、家に搭載されている空調冷暖房システムも全て最新です。
これらを容易に使いこなせれば、こんなに有り難く便利な環境はないのですが、正直、頭の中がアナログな私には、これらの家電やシステムを把握して扱うのにも時間を要します。。。
まずは、コレ。Nestというサーモスタットです。ズバリ、家の温度調節をする機器です。
機能としては温度センサーと、暖房や冷房のコントローラーが合体したようなものです。部屋の温度をセンサーで常に監視していて、ユーザーが設定した快適な温度になるように冷暖房を随時動かして調節しています。
更に携帯のアプリと連動していて、外出先からも操作できたり、ユーザーが起床・就寝、外出・帰宅なども、自動的にセンサーで把握して、家にいて起きている時間だけ稼動するようになっているんです。なので、エネルギーの無駄がない!!
それから、未だに使い方が分かっていないものがコレ。このマークのスイッチが家のあちこちにあるのですが、長期不在する際に、防犯の為、このマークのあるスイッチに限り、電源を入れて明かりをつけたり消したりすることが出来るらしいのですが、このやり方もまだ分かっていません。。。
そして、最新の家電の有難くない特徴は、何がどうなっているのかサッパリ分からない点。
引越しした翌日、キッチンの水道水が止まらない…という最悪の事態に陥りました。キッチンの水道水はセンサー式になっていて、水道の蛇口をひねる必要がなく、手をかざすと水が出る仕組み。
つまり、センサーから手を離せば勝手に水は止まるはずなのです。なのに、と、と、止まらない!!!物凄い勢いで永遠に水が流れ続け、困り果ててシンクの下を覗いてみたものの、なんだか普通の水道管とは違い、色々複雑に設置されていて、素人目には何をどういじるべきか、皆目見当がつかない状態でした。
なんとか元栓らしきものを見つけ、全て締めてみたにも関わらず、水が止まらない…勢いは弱まったものの、水はひたすら出ていました。
この時、バレエ発表会に行く時間が迫っていた為、夫が機転を利かせて、あるボタン部分を髪の毛に使うヘアゴムで結んで止めたところ、水が止まったので、とりあえず応急処置をとって外出。
家のオーナーに状況を伝えておいたところ、日曜日の夜でも来てくれるPlummerと連絡を取ってくれて、バレエ発表会、バイオリンコンサートをこなした後、帰宅してすぐにPlummerが来てくれたお陰で、無事に元どおりになりました。。。
しかし…水が止まらなかった理由が、なんと電池切れ…というなんとも微妙な原因。電池を交換したら、ものの見事に直りました。ハイテクなんだかローテクなんだかサッパリ分からん…苦笑。
電子レンジ、オーブン、食洗機、洗濯機も全て、以前のアパートメントに設置されていた物よりもグレードが高い物が備え付けられていて、ジェットバスもあり、願ったり叶ったりではあったのですが、慣れるまでは少し時間がかかりました。
でも借家住まいという環境下で、この設備は本当にありがたい限り。ただ、ここはアメリカ。何が起こるか分からない…あとは、どうか故障しないで…と願うばかりです。