夏の景色とプールと思い出 | つちこみち・☆゜゜・★(土田有希のblog)

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考えなければいけない事が多くて
なんだかタマス(鈍く滞っている感じ)になってきた感じがしたので


近くの公共施設のプールに行ってきた

無性に水に浮きたくなった


雨のあとは
土や緑のもあっとした匂いが立ち込める

夏のこの匂いや
夕陽の空の感じがとても好きで
いつまでも夕暮れ時でいて欲しいとすら思う







私は、小学校4年生くらいまで本当に泳げなくて
プールの授業が本当に嫌いでした


でも見栄っ張りだったので
プールの授業は絶対に休まず、
ただ手足をバタバタさせれば5メートルくらいは進んでいるかなという感じで、検定級(学校のこういうのホントにイヤね〜)は赤線?2本とかそんな感じ
←ちなみに赤線4本の上が黒線で黒線2本くらいで普通に25メートル泳げます、みたいな感じ


5年生くらいになったある日、
何故か突然1日で25メートル泳げるようになった

今思うと、ただ単ににっちもさっちもいかなくなり、勝手に身体の力が抜けたというだけな感じだと思う


別に誰にも教わることもなく、
最悪の時のための人の生命維持機能?として、プールの端から端まで25メートル泳げるようになった



その時はコンプレックスを克服したとばかりに大喜びだった気がしたけど
本当にただ、力の抜き方を覚え、
恐怖であった、水の中での鼻から吐く呼吸(おそらく呼吸機能が弱かったので、強く鼻から吐けなくて、常に塩素の入った水が、鼻から入ってきていて、毎回毎回喉がやけるように悲惨な感じになっていた、、、と今では分かる)のコツを掴んだだけ



話は逸れるけど
ジャズダンスでピルエットが2回転できるようになった際も
(自分が思ったよりも)こんなに首をはやく切らないと(視点をそのまま残し、身体を回転させる)いけないんだとか、こんなに脇を運ばなきゃいけないんだとか

できない事ができるようになるには
自分の想像の範疇を超えるところに足を踏み入れる必要があるんだと思います



同時に、
小学校の頃の水泳から思うに

しかし、いつまでたってもできない事がある時に、教える方は、何故その子が何年も何年もできないのか
もっとその原因を詳細に見てほしかったな、なんて思います

ま、プールの水の中のことは見えないけれど。。笑

でも、少なくとも、
力を抜けーとか言われた気はするけど、
じゃ、なんでその子は力が入っちゃうの?どうしたら力が抜けて、楽に恐怖心なく呼吸ができるの?
そんなことは一度も教えてはくれなかったなーなんて思います
内腿しめろとか、足裏で蹴ろとか、それは呼吸や脱力ができてからの話だよね



人なんてみんな違うんだから




私も、インストラクターとしては
(役者としても)
何故、その人がそうなっているのか、について、
ステレオタイプな解釈ではなく、しっかりみれるようでありたいなと

今日は水に浮かびながら
プールの底を泳いで目で送りながら
そんな事を思ったのでした

夏は
着込むものも少なく、
思い立ったらすぐに行動ができていい

タマスがちょっと抜けて良かった

プール通い、ハマりそうだ😊






★つちこ★