今週の闇金ウシジマくん/第386話 | すっぴんマスター

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(※注:ゲーム攻略サイトではありません)書店員。読んだ小説などについて書いています。基本ネタバレしてますので注意。気になる点ありましたらコメントなどで指摘していただけるとうれしいです。

第386話/ヤクザくん33

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

殺す気満々のヤクザ三人に銃を向けられるという大ピンチを丑嶋は単独で乗り切ってしまった。丑嶋が見たところ丸腰で、じぶんたちが圧倒的に有利であることが、注意深いハブを油断させてしまったのかもしれない。撃たれはしたがむしろそれで体勢が崩れたことですんなりしかけてあったトラップに着火することができ、彼らを爆発に巻き込むことができたのだ。おそらく家守はそのまま火に包まれ、ハブの服も燃え上がった。爆発からは逃れた獏木だったが、ほとんど唯一ハブを慕っていた彼はすっかりあわててしまって、普段はそこにない消火器をなんの疑いもなく手にとってしまう。丑嶋が改造した消火器は火炎放射器になっていた。獏木はみずからハブにとどめをさしてしまうかたちとなったのであった。

ハブの銃を拾い、なんのためらいもなく獏木を射殺した丑嶋が消火器だけ回収して外に出る。車では半裸の、というか全裸に上着だけ着た熊倉が待っている。淡々とトランクに消火器をしまっている丑嶋に熊倉が声をかける。あれだけの爆発である、もちろん熊倉も事態に気がついている。何をしたのか、そして、何をしたにしてもパトカーやらなんやらいっぱいくるから早く車出せと。熊倉はどうやらほんとうに丑嶋が丸腰でハブたちを始末したらしいことに驚いている。かんたんに一線を越える危ないやつだとは知っていたがまさかここまでとはおもっていなかった。ぼやっとしてたらじぶんも危ないと。

だが気づくのが遅かった。急にドアを開けた丑嶋が乱暴に熊倉を外に引っ張り出す。すべての指に釘が打ち込まれたままの熊倉は抵抗らしい抵抗もできない。

熊倉に銃を向けた丑嶋は訊ねる。

 

 

 

 

 

 

「熊倉さん、加納は苦しみましたか?」

 

 

 

 

 

 

そうして、丑嶋は熊倉をも射殺する。

丑嶋は熊倉と動かない加納ももとの倉庫のなかに運び、指紋をふきとった銃を熊倉の横に置く。いままではっきりとした描写がなかったのだが、今回で加納が死んでいることが明らかになった。山に埋めるわけにはいかない。誰かに死体を発見してもらって、お墓をたて、親族がお参りできるようにしなくてはいけない。持ち帰るわけにはいかないのだ。

倒れた熊倉、加納のすぐそばには、あたまを撃ちぬかれた獏木と、黒こげの家守、ハブが倒れている。死亡確認をしている様子はないが、これはまあ、そういうことだろうなあ・・・。丑嶋のシナリオとしては、ヤクザどうし殺しあって全滅したということだ。しかし指紋をふきとった銃を死んだ熊倉に握らせているような描写はない。それから、殺した場所と熊倉が倒れている場所も異なるので、調べればいろいろおかしな点が出てきそうだが、そのあたり妙につめが甘い。冷静に見えて丑嶋も加納の死にけっこう動揺しているのかも。

 

 

 

 

外で丑嶋が服を脱いでケガの確認をしている。防弾チョッキを着ていたようだ。最初にハブに撃たれたのと、レーザーを発射してからいたぶるように誰かの発射した弾が肩にあたったのと、少なくとも2発くらっているはずだが、どうやら最初のはこれで防げたようだ。しかし肩からは血が出ている。ちなみに丑嶋は、いちばん最初にハブに拉致されたときから着替えていない。事務所を出発するときに滑皮があらわれ、ふたりで西新宿に行き、そこからここに向かってきたのだ。ということは、丑嶋は普段から日常的に防弾チョッキを着て生活していたことになる。それはつまり、いつ撃たれてもおかしくないという判断のもとに街を歩いていたことになるのだ。ふつうの神経ではない。

この時点で丑嶋は防弾チョッキを脱いでしまう。ドサッと地面に落としているが、まさか現場に置いていったわけじゃないよな。

とにかく、丑嶋としてはひと段落ついたという感覚だったんだろう。そうじゃないとあんなふうに車の外で服脱いだりできない。やれやれ、片付いた、というところだったはずだ。じきにパトカーもくるだろう、丑嶋は急いで車を出す。そこに、なにかありえないものが飛んでくる。これは、なんだろう、なんか芝刈り機みたいな、いかにも重そうな機械だ。それがフロントガラスを破って助手席にまで届くほどの威力で飛んできた。こんなものを投げれる人物はひとりしかいないのである。肉蝮なのであった。

 

 

 

 

 

 

 

つづく。

 

 

 

 

 

 

 

またどっかから引っこ抜いてきたんだろうか、肉蝮が先端にコンクリの重りがついた鉄の棒でガラスを叩き割る。そして、滑皮から預かった銃弾が模擬弾だったときに続いて二度目の丑嶋の冷や汗である。しかしそれも当然のことかもしれない。丑嶋はいま人生で最大のピンチを乗り切ったところである。本気で命をねらってくる男たちを倒してホッとしていたところなのだ。どこかで柄崎を拾って今後の対策を練らなくては、くらいのところまであたまが働いていたかもしれない。そこに交通事故なみの衝撃である。そして、忘れがちだが、丑嶋は肉蝮のことを、戌亥や滑皮に説教されてハブを意識しだしたようには、また肉蝮が丑嶋を付けねらっていたようには、別に意識してこなかったのである。つい最近金属バットフルスイングしてきた獏木のことを微妙に思い出せなかったくらいだから、下手するとふつうに忘れている可能性さえある。ボクサーがベルトをかけた命がけの死闘を終え、控え室で水分を摂りながら脱力しているところに、中学生のころの同級生が日本刀もって当時の喧嘩の復讐にあらわれたら誰だってこんなリアクションになるだろう。

肉蝮はどうやってこの場所を知ったのだろう。当たり前に考えるとふたつしか方法はない。ひとつは、さっきまで彼が遊んでいたとおもわれる最上の舎弟である亀田たちである。彼らは、獏木に連絡をとっていた。そのことを肉蝮は気づいているようだった。好戦的な肉蝮のことでもあるし、事情を問いただしてそいつに会わせろくらいのことはいうかもしれない。亀田たちがこのアジトの場所を知っている可能性は低いが、車のなかでじつは獏木が伝えていた、というパターンもありえる。あれ、そういえば、肉蝮がマサルと連絡をとれなくてイラついている、という件は回収されないまま獏木は再起不能になってしまったな。ということは・・・いや、これ明らかにあたま撃ち抜かれてるもんな。

もうひとつは当然マサルである。マサルの初期衝動としては、丑嶋を殺したいということがあった。が、そんなことを無邪気にいっていられないくらい、彼のまわりは危険でいっぱいになってしまった。マサルはどうやら現場には残っていないようなので、いまの状況を知らないだろう。とすれば、彼はハブを裏切ったのだから、ハブにも命をねらわれるし、気づくかどうかわからないが、例の動画をおさえている彼を熊倉が放っておくはずもない。丑嶋ももちろん完全に敵にまわしてしまった。つまり、マサル以外の誰が生き残っても、とうていマサルひとりでは対処できないようなものが残ることになるのである。そこに、小川純がそうしたように、とりあえず肉蝮をぶつけようとマサルが考える可能性はかなり高い。状況をさらにぐちゃぐちゃにしてわけがわからなくする、もうそれしかない。

 

 

 

 

展開が急すぎていよいよわからなくなってきた。とりあえず、丑嶋は熊倉を殺した。これは、前回の仮説を引き継げば、丑嶋がウシジマくんではなくなった瞬間ととってもいいだろう。まだ微妙に、熊倉が死亡する瞬間が描かれてはいないといえばそうだが、前回の獏木が音だけだったことを踏まえると、段階的変化していっていると見ることもできるかもしれない。

そのことについてはあとで考えるとして、とりあえず表面的にいって、なぜ丑嶋が熊倉を殺さなければならなかったかである。丑嶋は加納は苦しんでいたかと訊ねる。最初に読んだときには、丑嶋は熊倉が加納を殺したことを見抜いており、それの復讐という意味でいまから殺すのだということをこれで宣言しているようにおもえた。というか、たぶんそれがふつうの読み方だろう。しかし冷静に読むと、そうとばかりもおもえない。まず、丑嶋が加納殺害の真犯人を知らないと仮定して読んでみよう。加納はハブたちに拷問されて殺された。ハブたちを皆殺しにしても、そのもやもやは消えない。加納は苦しんで死んだのだろうかと、考えながら消火器を片付けていた。そして、それとは別に、丑嶋には熊倉を殺す必要があった。熊倉は、これから明るみに出るヤクザ三人の死体が丑嶋によって生み出されたものだということを知っている唯一の人間だからである。そうして、熊倉を殺す前に、それとはまったくべつの位置にある感情から、状況を知っているはずの熊倉に訊ねたのである・・・。と、ここまで書いて、しかしそうなると、返答を待たないのはやはり奇妙かもしれないともおもえてきた。丑嶋の冷酷さをむしろ示すものとして、友の死に際を案じながら、あっさり熊倉の命を奪うという描写じたいは、いかにもありそうである。また、くちにした瞬間後悔してさっさと殺した、という可能性もないではない。また、もっと深読みすれば、アウトローに生きるものどうしとして、こうしてかんたんに命が奪われる状況について若干虚無的になっているとか、そんな仮説も立てられる。無関係な加納は苦しんで死に、いま目の前にいる男もさんざん痛めつけられてから死のうとしている。死人の数にうんざりしている閻魔様みたいな気分かもしれない。しかし、あまり現実的とはおもえない。

もし丑嶋が真犯人を知らないとして、そのうえで熊倉を殺すにあたってこういうセリフをいうというのは、丑嶋のうちでこういう心理の過程があったとしかおもわれない。しかしそれがどうも成立しそうもない。となるとやはり丑嶋はぼんやりとでも熊倉のことを疑っていたことになる。果たして、あの現場のプロファイリングだけで、丑嶋が犯人を言い当てることは可能だったろうか。もうそのスピリッツが手元にないので検証することはできないが、そうかもしれないとはおもえても、断言することはできないだろう。とりあえず、熊倉が拷問されていたことはわかった。そして、なぜかひもがほどかれている。ほどいたなにものかは、いまこの現場にいない。それがマサルであることくらいは丑嶋ならわかるかもしれない。ハブ組とは無関係でいながらここにいそうな人物といえばそれしかないからだ。で、ヤクザの熊倉は、そのあとどうするか。おもえば丑嶋は最上の死体も確認している。可能性としてはそれもマサルがやったとも考えられる。げんにマサルは最上を鉄パイプかなんかで引っぱたいているのだ。丑嶋でもさすがに動画の件までは知ることはないだろう。が、ひどく痛めつけられた熊倉を多くのものが目撃している絵面じたいはかんたんに浮かぶはずだ。としたら、熊倉はその場にいた全員を殺そうとするのではないか?状況証拠として最上の死体もある。可能性のひとつとして、丑嶋がそう考えたとしても不思議はなかったのだ。

しかしもちろん断定はできない。ぜんぜん関係ない二重人格の殺人鬼が熊倉の気絶しているあいだにあらわれて暴れ、ふと我に返って熊倉の紐をほどいて逃げたという可能性もゼロではない。丑嶋には犯人を断定することができないのだ。

つまり、この、熊倉を撃つ前のひとことは、別に「いまから加納の復讐のためにお前を殺す」というような宣言というわけではないのだ。犯人はハブかもしれないし熊倉かもしれない。しかしそれはもうどうでもいい。どっちも殺すから。熊倉が犯人であろうとなんであろうと、ハブ組皆殺しの件を知っている以上生かしてはおけないのである。

ではいったいこの問いはなんなのか?くりかえすように、表面的には、丑嶋のなかにあったある種の人情、つまり加納への憐れみが表出したものと見ることは別に奇抜なことではないだろう。

丑嶋は、熊倉に問いかけながら、こたえを待たない。これはおそらく、こたえの内容じたいには用がないことを意味している。問いかけるというふるまいそれじたいに、なんらかの意味が含まれているのである。それはなにか。ひとつには、熊倉が生きている加納に会ったものの最後のひとりだということがいえるだろう。ハブがやったにしろ熊倉がやったにしろ、その現場に彼はいたわけである。マサルは逃亡中ではあるので暫定的なものではあるが、いわば彼は加納の死を看取った人物なわけである。人間は死によって有限なものとなる。お通夜などでわたしたちが故人について語り合うのは、ちょうど、わたしたちがいま登場人物として参加している大きな物語について語ることができないということと響きあうように僕にはおもえる。わたしたちは、過去のある時代について、あれはこういう時代だった、と語ることができるが、いま流れているこの時代については判断を保留せざるを得ない。結果どうなるかわからないからである。といっても、これはだいぶぶん現代の感覚といってもいいかもしれない。よく僕が引き合いにするのは三国志である。映画とか小説とか漫画とかゲームとか、いろいろな媒体、いろいろな傾向で展開されている人気の世界観だが、ひとつ共通してあるのは「ひとがゴミのように死んでいき、しかもそのことを誰も疑問におもわない」ということである。それは戦争の時代でも事情は変わらないはずだが、死んでいく雑兵たちにそのような悲愴感はなく、むしろ彼らはそれが誇りであるかのように死んでいく。現代の感覚からすれば、たとえば蜀の最下級兵士なんかは諸葛孔明とはなしなんかしたこともないはずだし、そんなよく知らないもののために妻も子も残して死んでいくことに誇りを感じるなんてとても不可能におもえる。現実にはどうだったか知らないが、とりあえずそう描かれているのである。それが成り立つためには、「じぶんが死んでいなくなったあとの世界」が想像的に先取りできなくてはならない。微力でも、孔明や劉備の思い描く理想の世界を築く一助になるのであればそれでいいと、そう考えるだけではたりない、死んでじぶんがいなくなっていながら、にもかかわらず存在している「理想の世界」が想像できなければ、命をなげうつことはできない。その意味では、そのときにも彼はまだ「想像的に」生きているのである。

そういう感覚はもう現代人にはない。共同体の崩壊とか、宇野常寛的にいえば「小さな父」の乱立とか、いろいろ理由は考えられるが、とにかく、おそらく実存主義を境にして、その感覚はない。死んだらそれまでだ。しかし、わたしじしんにとってはそうでも、周囲のものにとってはそうではない。その意味では現代は三国志の時代とは死生観が真逆なのかもしれない。主観的には、死んだ瞬間に世界は雲散霧消してしまうが、死んだ彼を知るものたちのなかには、彼は記憶としていき続けるのである。それが、通夜における「語り合う」というふるまいにあらわれているようにおもえるのだ。

死は人の生を完結させ、語り合うことの可能なものとする。とりあえずこの仮説を有効なものとしたとき、丑嶋の問いかけはなにを意味するだろう。これは、現実的に加納の死を看取った熊倉に対して、加納の生の完結の瞬間はどうだったかと訊ねているのである。そして重要なのは、そのこたえを聴かなかったということだ。おそらく訊ねるという身振りそれじたいは、弔いの意味がこめられている。つまり、これは丑嶋における加納の死の受け入れなのであり、また加納の魂に対してもそのことを告げる意味も含まれているのだ。この問いかけによって、加納について語り合うことがはじまった、もっといえば、加納の死が「開始」したのである。しかし丑嶋はそれを熊倉には語らせない。現実的に熊倉のなかに語るべき加納の姿などないということもあるが、重ねて、ここには丑嶋の悲しみも沈んでいるかもしれない。要するに、“そんなはなしは聞きたくない”のである。

 

 

 

 

丑嶋は熊倉を射殺した。少し書いたように、丑嶋の殺人描写はだんだん明確なものになりつつある。これは丑嶋があくまで「カタギ」として、「アウトロー風」にふるまってきたこれまでの立ち位置からまた離れつつあることを意味している。いままでのように、タクティカルペンに象徴される「表面的には合法」な方法で、誰にも気づかれないまま相手を始末したり、あるいは嫌なものどうしをうまくぶつけて漁夫の利的なものを獲得したりしていたグレーな空間から、徐々に暴力があまねく行き渡る自然状態の世界に足を踏み入れつつあるということなのだ。丑嶋が熊倉を、ほとんど読者の目に見えるかたちで(獏木は見えなかった)殺害したことと、その直後に肉蝮が登場したことは無関係ではないだろう。肉蝮は、本作中最強の人物といってもいい、自然状態の世界における帝王である。範馬勇次郎のようにじっさいに、ほんとうに世界の武力を腕力で制圧するわけではもちろんないが、とりあえずヤクザからも距離をおかれているという設定はそういうことを示していると考えられる。やられたらやりかえす、なめられたら思い知らせる、そういう、決しておさまることのない連鎖のただなかにいながら決して位置が変化することのない特異な人物なのである。それが、丑嶋が自然状態に踏み込んだ瞬間にあらわれたわけである。

 

丑嶋独特のあの全能性、「なんでもお見通し」の洞察力は、おそらく父を否定することによって育まれてきた(第384話感想参照 )。この「父」というのは、じっさいの父親でもあり、また親子関係の擬制を骨組みとするヤクザ社会であり、またフロイト的にいえば超自我でもあった。そんな彼が日常を保持できるのは闇金業しかない。おそらくそうした葛藤が、どこかの段階であったのである。そして、同時に、そのことによって彼は、万物を照らし出す「語りつくすことのできないもの」としての父の支配の外側に立って世界を見ることができていた。彼の見る「世界」には、文脈とか、構造とか、こちらの思考に干渉してくるようなものがない。すべては金に換算され、コミュニケーションは貸し借りに変換される。だからこそ、なにについても奥底まで見通すことができたのである。法律も、親子関係も、良心(超自我)も、彼には関係なかったからだ。しかしこれは自然状態では保持することができない。なぜなら、自然状態では「通貨」というものがありえないからである。一万円札は、みんながその紙切れに一万円の価値があると思い込むことによってはじめて一万円札になる。しかし自然状態では欲望についてお金を経由する必要はない。本来なら一万円を払って購入するものを、ただ手をのばして奪えばよいのである。そんな世界では丑嶋の「世界換金術」は完全に無効となるだろう。・・・これは完全にいまおもいついたてきとうな考えなので、穴がありそうだが、しかしこうしてみると、丑嶋では真に冷酷になって殺人も躊躇しなくなった瞬間にその全能性が失われる可能性があるのではないだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

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