最近になって、いわゆる宣伝コメントとおもわれるコメントがやたらとつくようになった。それは、ネット上あらゆるところで起こりつつある現象であるのか、それともただたんに、ウシジマくんのドラマの影響でこのブログのアクセス数やランキングが上昇しているせいなのか、そこのところはよくわからないが、事実としてうちには毎日のようにそういうコメントが届く。コメントばかりではなく、最近は読者登録もその手のものばかりである。ある種の誘惑・・・ぱっと記事を見たときにコメントがたくさんついている(ような感じがする)、読者がいっぱいいる(ような感じがする)、そういうふうに遠目には見えるかもしれないことが、管理人の判断を鈍らせる可能性はあるけれど(特別うちはコメントを残しにくいブログのようでもあるし)、そのことはとりあえずおいておいて、コメント欄は多くの読者さまが利用する可能性のあるぶぶんでもあることだし、これについてどうすべきかを冷静に考えてみよう。
ここでいう宣伝コメントとは、たとえば以下のようなものである。
「遊びに来ました!わたしはブログでせどりのことなどをつづっているのですが、よければうちにも遊びにきてください。更新がんばってくださいね!」
「ブログ拝見いたしました!ためになるブログでとても勉強になります。また遊びに来ますね☆」
「検索でここのブログにたどりつきました!すごい完成度の高いブログですね。僕は最近幸福と健康の関わりに興味をもっています。ブログ更新がんばってください!また来ますね!」
「初めまして、××です!突然ですが最近副業を始めましたので、皆様にもそのことをお伝えしたくてブログをはじめました!また覗きますね◎」
特にコメントを見返さず、いまてきとうに考えたのだけど、おおよそこんなものだろう。多少テンプレみたいのが出回っていて、それをもとに作成しているのだとおもうのだけど、文章の粗さからしてほとんどはじぶんで考えたもののようである。そうして、名前のところにリンクが貼ってある。じっさいにいってみると、たいてい記事はひとつで、そこから、くわしいことはわからないが、別の販売サイトに飛ぶようになっていたりするのである(アメブロはアメブロ以外のサイトのリンクが貼れないんだったかな)。たぶん、bot的なものをつかって大量に自動投稿し、僕が確認のためそうしたように、そのサイトを訪れたり、あるいは読者さまがなにかのひょうしに覗かれたりすることでアクセスを増加させるのが狙いであろうとおもわれる。最近は凝っているというか、露骨に宣伝では、管理人が確認の作業さえしなくなる可能性もあるので、いくつかのポイントが抑えられたコメントが増えている。つまり、一見しただけでは果たして宣伝コメントなのか判定できない、明らかにそうだとおもわれるけれど、命賭けるかといわれたら賭けられない、そういうものが増えているらしい。記すべきポイントとしては4つ、アピールしたい内容もあわせて書くと、
・ 「どうやってこのブログにたどりついたか(ex.検索で、興味があって、以前より拝見している)」→あやしいものではない
・ 「読んでどういう感想を抱いたか(ex.興味深い、勉強になる、ためになる、有用な情報が満載)」→あなた個人に興味があってきちんと記事に目を通した上で書いている
・ 「じぶんはなにものか(ex.せどりをしている、アフィリエイトブログをしている、情報商材を販売している、幸福を追い求めている、出会いの機会を設けている)」→あなたががんばっているように、わたしはこういうことでがんばっている
・ 「じぶんが来たのだから、そしてこれからも来るから、あなたも来て下さい」→そういうわけなのだから、お返しをお願いします
というところで、これらを☆や!や◎などで彩りつつ、笑顔のにかわでつなぎあわせれば完成である。相手のお返しの気持ちに恃んでいるわけだから、おもえば構造としてはバレンタインに無差別にチョコをばらまく女の子のものと似ているかもしれない。
とはいっても、宣伝コメントは見ればわかる。見てもわからない可能性もあるが、行けばわかる。行ってもわからないひともいるかもしれないが、そこまでいくとかなり人数は絞られてくる。けれども、宣伝の目的は宣伝なので、たとえばうさんくさいとおもいつついちおう確認する(書いてあることは真実で、書き方が悪いだけかもしれない等考えて)、というような良心的な管理人さんが一定数存在すれば、それでよいのである。うさんくさくてよいのである。これは、いまやっている闇金ウシジマくんの「フリーエージェントくん」で、情報商材の販売の親玉みたいな天生翔という男がいっていることと似ている。いわく、悪評千里を走る、悪い噂ほど早く伝わるし、そのことで大多数からうさんくさくおもわれても、何人かが興味をもってくれれば、宣伝効果としてはじゅうぶんなわけである。じっさい、そういうブログにいって、記事についているコメントを見てみると、すべて同様の宣伝コメントなのである。果たしてそれで実績につながるのか心配だが、絶えないところを見るとつながるのだろう。
個人的には、違法ではないのだから(違法じゃないよな?)、ネットの利用法として、そういうのが存在していてもいいかもしれない、くらいの考えは淡くあった。そこへ、判断の難しいコメントもぽつぽつ増え始めてきている。だから、もちろん返信はしないが、かといって削除もせず、放置でいいのかなと、そんなふうに考えてきてのである。だいたい僕だって、そりゃ記事の質や熱意は比較にもならないとおもうが、ひとことでいってしまえば商品を紹介して、それで小遣い稼いでいるわけだから、あんまり極端な反応も慎んだほうがいいかもと、そんなふうにおもえたわけである。
けれども、ここまで増えてくると、いろいろ問題もある。まずひとつは、まともな読者さまにいったいどうおもわれているだろうかということである。大量にその手のコメントがついていれば、ふつうのコメントもしにくいにちがいない。まぎれて同じように無視されてしまうかもと、僕なら考える。ただでさえ独善的な書き方ばかりしているせいで、うちはコメントがつきにくいのである。
そのように考えていろいろググってみると、同じような悩みを抱えるブロガー様は多数おられるようである。ほとんどのかたは無視・削除で揺るがないのだけど、同様に判断に困るコメントについての悩みも見られた。ばあいによってはリンクを貼らないものもあるようで、さまざまな方法が用いられてきているようである。ブログといってもホームページではないわけだし、完全に「私有地」といいきっていいものか微妙だし、親であるアメーバじたいが規制しないかぎりではやはり放置が最善かもともおもえたが、しかし、なかには出会い系などにつながるものもあるようである。最近はなぜか減ったが、あるいはアダルト系につながるものもあるかもしれず、そういうなかにはひょっとすると迷惑メールなんかにつながる地雷系のリンクが間接的に貼られているかもしれない。ウイルスとかそういうはなしになってしまってはお手上げである。
長くなったが、そういうわけで、今日からその手のコメントは表示しないこととする。すでに承認制にはしてあるので、こちらでスルーするだけのはなしで読者さまには無関係であるけど、万が一でも、まともな読者さまのコメントをスルーするようなことがないように、いちおう記しておきます。宣伝コメントのポイントはうえに書いた4つ。内容に触れていればなんの問題もないけど、なるべく、うえの4つのポイントを律儀にすべてクリアしたような、宣伝コメントのお手本みたいなコメントは避けていただけるよう、お願いいたします。まあ、見たらわかりますけど。(この記事はトップページにリンクを貼って、そのままコメントに関するポリシーにかえることとします)