仕事でもなんでも、すぐ疲れてしまって、家に帰ってもなにもできないという感じの日が続いていたので(ゲームはできるけど)、とにかくからだを鍛えて、身体的インフラを整備して、読書やなんかの土台をしっかりしていこうということを今年の目標にたて、いつからか忘れたけど、腕立て伏せをはじめた。それから、インフルエンザの前後に中断した以外は、ずっと続けてやっている。
コツというか、なにをやればいいかということは、高校時代に染み付いているので、大丈夫だと考えていた。現在のメニューは、拳立て、5本指立て、3本指立てをそれぞれ50回ずつ、計150回。最終的な目標は2本指(親指と人差し指)で連続100回である。
しかしちょっと前まで、拳30回、5本指30回、3本指50回の計110回から伸びず、なかなか、もやもやしていた。そこにたどりつくまでにめきめきと筋肉がついていき、体重も増え、見た目にも明らかに上半身が分厚くなってきていた。しかしここからが伸びなかった。基本的に3本指で回数を増やすことが目的だったので、50回までいったところに拳や5本指を付け加えることで、それ以上いくための筋力を別方向からつけていき、連続80回くらいまで伸ばそうと画策していたのだ。
しかしこのメニューをいくら続けても、いっこうに、3本指が50回以上いけるようにならない。それどころか、たまに50回ができない日もあるのだった。原則的に、筋トレは仕事がある日にやっている(疲れの限度をどこまでのばせるかが大目標なのだから)。だから、週5回から6回、欠かすことなくこれをやっているのに、維持するどころか、なにか重要なエネルギーを供給する核みたいなものがどんどんすりへっているような気がしてくるのである。
僕はスモーカーなので、肺や心臓がひとよりアレな可能性はもちろんあるし、部分的な筋力のはなしではなく、全体として体力が落ちているということも大きい。もう学生ではないのだし、缶ビールでじゅうぶん酔っ払うのである。
そして、ためしに、からだの調子がいいときに拳と5本指に関して回数を引き上げてみたところ、3本指がずいぶん楽になってきた。それまでのメニューでは、呼吸はいつも以上にあがっているのに筋肉がぱんぱんに張るということがなくなっていたのだが、これで前腕や大胸筋は心地よく熱を帯びることとなった。
要するに、おんなじことをおなじように続けていても、「維持」をするということは困難なのである。それが年齢によるものか、トレーニングにおける真理であるのか、よくわからないが、なんにしても、いまおもうことは、「これが限界」とおもえる回数をちょっと超えていかないと、ただ苦しいだけで、トレーニングなんてほとんど意味ないなーということなのである。
というわけで、次に目指すところはこれらの合計で200回。これが、たとえば3本指での80回とイコールになるということはないだろうけれど、とりあえず「維持」ではなく「増やす」ことを目的とすれば、たぶん「損なわれていく感覚」からは解放されるだろうとおもう。