いま帰宅して、三日ぶりにひとりになりました。
ええ、例にもれず、激しいさびしんぼ病に罹患してますけど何か。
今回はほんとに楽しかった…。僕はなまけものの出無精なので、正直言って幹事からラフティングや気球のプランを聞いたときは「うわーめんどくせー」ってのがかなり大きかった。ところが…ですよね。夜間などでは適度に僕の好きなだらだらチルチルな過ごしかたも当然できたから、バランスもよかった。もう…ほんとに楽しかった。
ところで、カメラマンのかたが撮影したラフティングの写真を見ていてわかった。ラフティングでは、楕円型のボートの左右に三人だか四人だかに分かれて腰掛け、最後尾のインストラクターの指示にあわせて左右に関わらず同じようにパドルを動かすのですが、方向転換をするときもそうである意味が僕にはよくわからなかった。だって、左右両方がたとえば前からうしろに漕いでたらまわらないでしょう…。
で、写真見てぜんぶわかった。僕らはやはりお客さんだったのですよ。僕らの働きはせいぜい原動力にすぎず、すべての舵はインストラクターのひとが必死にとっていたのですよ。それであるのに、明るく僕らを笑わせながらも的確に指示を出し、東に川に落ちるドジがいればこれを助け、西に内向的な少女がいれば最終的には大声を出させるまで元気づけ、北にへんなヒゲ男がいればいじくり倒し、南に言うこときかないおっさんがいれば逆に仲良くなってしまい…。プロってかっこいいなぁ。まじで。