むしろからだがタバコに悪い | すっぴんマスター

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(※注:ゲーム攻略サイトではありません)書店員。読んだ小説などについて書いています。基本ネタバレしてますので注意。気になる点ありましたらコメントなどで指摘していただけるとうれしいです。

「タバコが千円になるかも」というはなしを、お客さんから聞いて知った情報弱者、ツッツキニッキニッキーニです。

よくわかんないけど、これはそれだけ税金をとるということですよね?たしかに、購入者のほとんどが中毒にあってやめられないような場所からこれをとるというのは、まあ巨視的に見たら良策なのかもしれない。しかし千円ともなるとどうでしょう?一回の勤務中に最低三度は、別々のお客さんからこの話題が出ますが、ほぼ100%のひとがやめるか大幅に減らすと断言してます。そうなったら意味なくね?ちょっとずつあげて、「それでも吸っちゃう」という喫煙者のダメな心理を利用するから意味あるわけで。てもとの痛みが小さいからこそ甘んじて騙されるわけで…。

となるとべつの意図があるのかな…。メタボ対策的に国民の健康管理を徹底し、体力を増強させ、平均寿命の上昇とともに定年も引き上げ、結果として国民総生産をあげるとか…。そんなにスパンの長いSF的ビジョンで冒険するようなちからがいまの日本にあるかは知らないけど。


それにしても、やっぱ喫煙者どうしのへんな共有感、弱者(と、本人たちは信じている)の被害者意識的なシンパシーみたいなの、ほほえましくて好きですわ~。なんかおなじ喫煙者ってだけで親しくなれてしまう(笑)
■『最後の喫煙者』筒井康隆
http://ameblo.jp/tsucchini/entry-10092747429.html