生命保険かけて車にダイブだよ | すっぴんマスター

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(※注:ゲーム攻略サイトではありません)書店員。読んだ小説などについて書いています。基本ネタバレしてますので注意。気になる点ありましたらコメントなどで指摘していただけるとうれしいです。

大雨のときの、共通の敵を相手にしているみたいなへんな連帯感がほほえましくてわりに好き、tsucchiniです。

『闇金ウシジマくん』はおしまいです。ちがった、お休みです。


新シリーズがはじまるまでなにやろうかな…

とりあえず今日はベタに「印象に残っている台詞ベスト10」でもやっとくか。


といっても、手元のコミックスでは風俗嬢編とフリーター編がごっそり抜けているので(本誌では読んでます)、それ以外ということで。

あと、ベスト10はきついので、やっぱりベスト3くらいで。



それからこれは厳密に「印象に残っている」という域を出ませんので、あしからず。


③「まいたん朝メシ何食いてぇ!?」
「甘いパン、甘いパン」

なんか印象残ってるんですよね。18歳になったらヘルスで働くことが夢だというまいたんらしい、説明力に欠けた子供のような台詞だからかな。まいたんで韻踏んでるし。



②「笑うな!
私はお金が必要なの!!
笑うなよォ~」

通してウシジマを読んできている継続読者の、一種心的外傷のような暗い記憶であるとともに、欝な気分になるとわかりながら手にとってしまう中毒性はこのOL編からはじまった気がする。あらゆるキャラクターが吐き出してきた、こちらのこころを引き裂くような悲痛な叫び、そのプロトタイプだとおもいます。



①「ヘコーッ、ヘコーッ」

これは台詞じゃないか。だけどキツかった…。むろん、ビニールかぶったマサルが呼吸する音。ひとが死ぬ物語なんて、これまで死ぬほど見てきたけど、こんなにまでリアルに表現したものはあんまり見たことなかったので、読んでから数日はじぶんが殺してしまったかのような気分になっていました。しかもこの回から次にマサルが高田に救出されるまで少し休載はさんでましたよね?


さて…、来週はなにするか…。ベタに「好きなエピソード」でもやっとこうかな。おんなじこと書いてしまいそうだけど。

闇金ウシジマくん 11 (11) (ビッグコミックス)