ふりかえるの? | すっぴんマスター

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(※注:ゲーム攻略サイトではありません)書店員。読んだ小説などについて書いています。基本ネタバレしてますので注意。気になる点ありましたらコメントなどで指摘していただけるとうれしいです。

音楽篇。


今年はあまりCDを買わなかったなーというのが正直なところ。せいぜい15枚か20枚というところじゃないかな?これははっきりいって驚くほど低い数字。金ないのは毎年なんだけどな…


今年出た新作ということでは、まず、最近出たビッグ・ネームのこの二枚が浮かぶ。


■『World Of Music』ZEEBRA
http://ameblo.jp/tsucchini/entry-10052943986.html


■『SPECIAL FORCE』NITRO MICROPHONE UNDERGROUND
http://ameblo.jp/tsucchini/entry-10057189727.html


特にジブラのアルバムは非常にバランスのとれたもので、秀逸だった。いまもよく聴いてます。



新作に限らず、よくかけているということなら、tsucchini的な今年No.1はまちがいなくこれ。


■『MURDER BULLETS』The BROBUS
http://ameblo.jp/tsucchini/entry-10049798064.html



DJにせよMCにせよ、日本のヒップホップのひとつの到達点だとおもう。もう、とにかくかっこいい。新しいなにかがはじまるような昂揚感が、体全体を熱くする。“ヒップホップ”!


これも新作ではなく、去年の暮れに出たものだけど、よく聴いた。


■『THE ALBUM』D.L
http://ameblo.jp/tsucchini/entry-10040885908.html


わざわざ僕が指摘するまでもなく、日本語ラップ史上に残る大傑作ですよね。おもえば2006年はすごい年だったよなー。TEAM 44 BLOXもアルバム出したし。



ジャズについても迷わずこれだなー


■『FULL HOUSE』WES MONTGOMERY
http://ameblo.jp/tsucchini/entry-10045342886.html


いやーよく聴いた。ウエスは基本駄作がない、つねに水準以上の演奏を聴かせてくれるミュージシャンのひとりだと僕はおもうのだけど、それでも、今年に入るまでこれを聴いていなかったというのは不覚としかいいようがない。


ヒップホップに関して、2006年がすさまじい成長の季節だったとすれば、今年はなにかそういう積み重ねが試された時期だったようにおもう。いかにこの興隆を安定させ、維持するかという、準備の一年。ニトロの3rdを聴いてそんなことをおもった。有象無象入り交じったものではあれ、耳に馴染んだラッパーたちの声もときどきは一般の媒体から聞こえるようになってきた。来年あたり、決定的ななにかが起こりそうな気がする。というか、期待しています。