ジブラの新作、『World Of Music』手に入れました。10/12『アルバム出るYO』の記事に書いた、『Shinin' Like A Diamond feat.Sphere of Influence & May J.』につかわれているサンプリングの元ネタ、クレジットによればThe Changeというひと(たち?)の『THE GLOW OF LOVE』という曲みたいです。DJ ハセベのプロデュースでした。このひとはムロを除いたら、僕はいちばんつきあいの長いDJなんですが、やっぱり波長みたいなことあるのかなー。
ところでMay J.って、なにものなんでしょう?めちゃくちゃいい声なんですけど。ツボなんすけど。
ちゃんとしたアルバムの感想はあとでしっかり書くのでここでは深入りしませんが、スコア2の『運命』でハービー・ハンコックの名前が出ているのは本気でうれしい。僕も彼が『カメレオン』という曲を弾いてるのをテレビで見てKORGのシンセサイザーをゲットし、その流れでヒップホップ聴きはじめたから。むろん、ここでジブラが言っているのは『Rock it』のことですが。僕にとって『Rock it』は数あるハービーの作品のひとつにすぎませんでしたが(ハービーはジャズ・ピアノが本職ですので、70年代のエレクトリック路線が行くところまで行ったみたいなこの曲を、かっこいいとは認めつつも、キワモノみたいに見ていました。これをもって新しいジャズみたいに思われると非常に困る、という意味では、いまでもこの考えは変わっていません。ものすごいかっこいいんですがね)、当時これほどまでに高品質に、ターン・テーブルのスクラッチをフィーチャーした曲はなかったようで、この技術(スクラッチ)の存在を世界に知ら
しめた最初の曲だ、みたいなことをどこかで読んだことがあります。なにしろ僕がちょうど生まれたころのはなしですから…。
興味あるかた、CDショップのジャズ・コーナーに行って、ハービー・ハンコックを探してみてください。『フューチャー・ショック』というアルバムに収録されています。また2002年には、現在活躍中のDJを何人か呼んで、『Rock it 2002』として録りなおされていて、これはシングルが出ています。こっちもかっこいいです。ハンコックの同じ路線の作品では『サウンド・システム』もオススメ。
しかし…このひとの才能には、ことばがありません。ふつうこういうタイプの、ちょっと浮気っぽいミュージシャンってだいたいニセモノだけど…彼のガチのピアノ演奏を聴いてそんなことをおもうひとはいないはず。天才って、ほんとにいるんだなぁ…