小児歯科助手(パート)のつぶりんです
不妊治療2年目でようやく体外受精へ!
新宿アートクリニックにて
現在妊娠中
あれこれ書いています
よろしくお願いします^_^
先生からいくら危ういと言われていてもポジティブ思考の私は全く想定していなかった心拍停止。
クリニック後は勤務だったので淡々と仕事をしました。
帰って晩御飯の用意をしていると、東京に来て初めてというくらい早い時間に夫からの帰る🐸LINE。
ちなみに、診察のことは連絡していなくて帰宅して話そうと思っていました。
今日ばかりは1人の夜が長くなくて良かった。
帰宅。診察のことは聞いてきません。ご飯を食べながら私から言いました。
すると、今まで平気だったのに、話そうとしたら涙が溢れてきて言葉がうまく出ません。夫は悟ったようで表情が変わるのが分かりました。
そしてなんとか振り絞って
「ダメだった…」
2人で無言になりました。
しょうがない、また挑戦しよう、一回妊娠したんだから次も妊娠しやすくなってるかもよみたいなことを言っていました。何を言われても何も響いてこない。でもあんなに不妊治療を嫌がり子供もそこまで欲しくない夫だったのに、思っていたより寄り添ってくれました。
食事を終え、お風呂の中で一人になったら涙が止まらなくなり、湯船の中で声を押し殺して泣きました。誰もいなかったら思いっきり声を出して泣きたかった。
これは「悲しみ」の感情だと思うけど、今まで味わったことのない、経験したことのない感情でした。なんだろう、これは…。38年間、自分の心と一緒に生きてきたけど初めて感じる感情ってまだあるのだと思いました。
仕方ないんだと思うのに、自然の摂理だからって頭では分かっているのに、涙が止まらない。
日中は平気なふりしてたけど、私、悲しかったんだ。
短かったけど、すでに母性って芽生えてたんだと思いました。
お風呂から上がると目が腫れていたのでバレないようにパックをして床につきました。
翌朝、目覚めると、目が開けにくい…。出勤の準備をしている夫が私の顔を心配そうに覗き込んできました。
その顔を見て、また静かに涙が頬を伝い枕に落ちる。
しばらく私が布団から出ないでいると、夫が
今日、午前中休もうかな
と言いました。
そんなことしなくて大丈夫だよ。午後からは出勤するし。
と起き上がって言いましたが、すでにスマホをとり、上司に連絡をしていました。
そして、なんと午前休をとってくれたのです。
ちょうど仕事の区切りもついているから今日は休めるからとのこと。悪いなとは思ったけど素直に嬉しかったです。
そして、いつもの日課であるウォーキングに行くことにしました。夫は着ていたスーツを脱ぎ、ジョギングウェアに着替えました。
いつも行っているお散歩コースを一緒に歩くよ。
と私のコースに付き合ってくれました。
いつの間にか、暑苦しかったアブラゼミの鳴き声は聞こえなくなり、つくつくぼうしが鳴き始め、残暑を感じる。
やっと秋ぽくなってきたね
そんな会話をしながら、ちょっぴり涼しくなった風を受け、秋を感じていたら少し元気になりました。やっぱり外に出てよかった。そう思いました。
そしてシャワーを浴びて朝食を食べ、ゆっくりした後は、出勤の準備を整えて、2人で駅近くのスタバへ。石窯ドック?みたいなのがとても美味しかった。
もうこの頃には元気を取り戻してきて、今度、どこそこの山に行きたいなど言っていました。
そろそろ店を出て駅に向かおうとしていた時に、夫の上司から電話が。流産したと言っていたためか、今日は午前休と言わず、休んでいいから奥さんのそばにいてやれ、みたいなことを言われたそうです。夫の会社には色々思うことがあったけど、まさかの配慮に驚きと有り難さを感じたのでした。
ということで、私は午後から出勤なのに、何故か夫が一日休みになったのでした
休みになった夫に夜ご飯をお願いしたら、カレーになるけど作ってくれるとのこと←カレーしか作れない。
偶然にもカレー4日目になってしまった(^◇^;)最初の3日は無性にカレーが食べたくて。
帰宅してご飯ができていることなんてないから嬉しい。
夫は口は上手くなくて、色々励ましてくれるような人ではないですが、朝から晩まで「ただそばにいるだけ」ケアで、自分のぐちゃっとした感情がこんなにも柔らかく整っていくのだと感じた一日でした。
夫に感謝。
夫に休みをくれた会社の人にも感謝。
みんなに支えられている。
すっかり元気になって、1日の終わりに「今日はありがと!」と言いました。
お散歩コースは緑がいっぱいで癒される
サウナ行きたい、山行きたい、お寿司食べたい。お休み期間中にその辺を満たしてまた頑張ろうと思います💪