前回の続き・・・

HMDタイプのアクティブ携帯電話が主流になったら

人々がヘッドマウント型携帯電話を装着したまま街を行き交うので素顔が見えにくくなるだろう。
有名スポーツブランドとのコラボ企画などで、電話部分以外での機能やデザイン競争も激化するだろう。

なかには、古いタイプの携帯電話をHMD装着できるアタッチメントなどが通販などで人知れず販売されるのかもしれない・・・
きっと、ヘルメットタイプとヘアバンドタイプの2種類があり、
「お手持ちの古い携帯電話を専用の格納BOXにセットするだけで・・・」 といった商品説明になるのだろうか?
もちろん、どちらを買っても、「今回は特別に更に別のタイプも併せて・・・」 と通販の王道は変わっていないのだろうが!!

HMD携帯電話のディスプレーには電話やメール機能の詳細を映し出し、その操作は視点・音声で行われ究極のハンズフリーとなるが、運転中の装着は無理があるだろう!

外観と利便性はともかく、アプリケーションやコンテンツの分野では物議を醸し出すアプリが続出すると更に面白くなると思う。

まず、HMDのディズプレイを駆使した究極の覗きアプリが開発され、AVのモザイクやマスクを再構成して描画したり、服の上からでも透視ができる様になるが、データー容量と著作権・肖像権の問題で媒体に記録して保存は出来ないが空前のヒットになる可能制は十分にある。

また、ディズプレイに写った情景をいち早く分析して基本情報を表示することで、すべてのガイダンスを持ち運ぶ様な便利アプリも流行るだろう。
このソフトが流行ると、今までの知ったか振りが通用しなくなり、会話に困る人々も多数現れ情報の信憑性にクレームも出るだろうが、ウザイ話を聞かなくて済むと若者を中心に支持者は多くなり、学校などの教師や教育機関も対策に頭を悩ませる事になるだろう。

そして、ゲーム的なアプリはさらに進化をし、
ディスプレーを通して見える現実を全てバーチャルに置き換えた仮想現実の中で展開されるだろう。
例えば、メタボなおっさんが敵キャラになって描画され、ゴーグル内の視点操作で攻撃排除するようなシューティングアドベンチャー系や、情景のエッジを利用した落ちゲーなど単純なものからはじまり、超大作として実際の街をステージにしたRPGが開発されるだろう。
いずれ、このRPGこそが、ネット間でのつながりで一世風靡したFaceBookの次世代対面型コミュニケーションツールとして、脚光を浴びるのかも知れない・・・

携帯物語