速いマシンデビューを果たしたお客様
走りを見てると曲がってません
お話を聞くと
早く走らせたくて仕方なくとりあえず他の車種のデーターで走らせてるとの事
そんなとりあえずは通用しないのがRC(ラジコン)
基本的な設定をしなければそのマシンのポテンシャルを引き出せないどころか走らせ辛くて仕方ない
ピットインしてもらって確認すると左は30度近く切れているにもかかわらず
右側は…23.5度程度
これじゃ左右の切れ角が全く違うので走らせ難くて仕方ない
調整しようも…サーボがこれ以上切れないのでおかしいと思い
サブトリムを見るとR104
これほどサブトリムがズレるのはおかしいとサブトリムを0にしたサーボの位置がこちらの写真
ちなみにサブトリムを0に戻して電源を入れたままサーボホーンを一旦外して一コマずらした位置がこちらの写真
5度程度傾いてますよね?
サブトリムの扱いを誤るとサーボの動作範囲は限られてますから
その範囲を超えた動作はできません
それが起こっていたという事ですね
この時のトリムは当然0で調整する事となります
トリムやサブトリム…
まるで呪文のような言葉
ですがRCにおいては基本的な事ですからここをしっかりと理解していないとセッティングどころの話ではありません
詳しいマニュアルはこちらでご確認下さい
そして調整したのがこちら29度
こちらも29度
ゲージが無い方は先ほどのマニュアルに書かれてますのでそちらを参考にして下さい
どうやらご本人はこのEPA(エンドポイントアジャスト)が100%を超えてはならないと思われていたそうです
ここは100%超えても良いんですよ
そういえば他の方もEPAが100%を超えてはならないと思われていた方が居たように思います