西叶神社
ぽんぽん船に乗って対岸へ渡り、ほんの数分歩くと、西叶神社に到着します
タイトルにある、(私の好みだけで選ぶ)2024上期大賞有力候補!の推薦理由はふたつ
① 迫力ある龍の彫刻
② 可愛すぎる狛犬ちゃん
拝殿
後光が差しているよう
灯籠
堂々と立つ、銅製の立派な灯籠
天保4年(1833年)奉納
この年から数年間、天保の大飢饉が起こりました
拝殿
天保8年に焼失した社殿を、5年後に再建
安房の三名工のひとり、後藤義光の20代の時の作品です
安房の三名工とは?
幕末に活躍した、安房・千葉の房総半島の名工で、
波の伊八こと武志伊八郎
武田石翁
そして後藤義光の3人です
格天井のひとつひとつに、龍が彫られています
これは、すごい
全部で28面あります
後藤義光の作品の中には、安房国(房総)にも同じような龍の天井があります
西叶神社から約20年後、脂の乗った40代に彫ったのが、鶴谷八幡宮の百龍です
拝殿中央の、迫力満点の龍
下から見上げると目が合ってしまう🐉
異国船に乗って浦賀に渡来した、多くの外国船員たち
日本の社の美しさに、さぞや驚いたことでしょう
天保の大飢饉が収束を迎えつつあったとはいえ、人々はまだ飢えに苦しんでいたのでは・・・
なのにこの豪華さ
貿易で繁栄した浦賀だからこそ、
これだけ立派な社殿を再建できたのかな
東叶神社と同じく、こちらにも大きなソテツ
その前に狛犬さんがいらっしゃいます
狛犬
両方とも同じ顔で口を大きく開けていて、左右ともに阿形だと言われています
東叶神社と対を成しているとか
天明6年(1786年)3月
立派な狛犬さんの玉垣の陰に隠れているのは・・・
きゃー、いましたー
玉垣からそっと覗く狛犬さん
CUTEすぎます
な、な、なんて愛らしい
人見知りな阿形
かくれんぼがしたい吽形
メダカを見つけると、テンション上がる⬆️
2024年3月22日参拝
西叶神社
所在地 神奈川県横須賀市西浦賀1-1-13
ご祭神 誉田別尊(ほんだわけのみこと)
由緒