安房口神社

 

三浦半島最古の神社と伝わり

明神山の山頂付近に鎮座しています


以前、房総の洲崎神社にお参りした際

洲崎神社(房総半島)

安房口神社(三浦半島)

それぞれの石が阿吽の対となり

結界を張る、という説を知り

どうしても参拝したくて

実現しました

 

いくつかの参道ルートがあるらしいのですが、
ナビから裏側のルートを案内されたようです
 

マテバシイという樹木が、鬱蒼と生い茂っています

 

後ろを振り返るとこんな景色

東京湾が望めます

 

 脇参道の鳥居

 

あ、 本参道と合流しました

 

 平べったいお顔の狛犬さん

愛らしい

 

 ニカ〜ッ

シンプルで良い感じ

 

 嘉永4年(1851年)9月吉日

 

 

 

奥に、黒い鉄製の囲いが見えます

霊岩を御神体とした、磐座(いわくら)信仰の神社です

磐座(いわくら)とは神が宿るとされる石のことです🪨



御神体の前にもう1ペアの狛犬さん

 

先ほどの平べったいお顔の狛犬とは 雰囲気が異なり、鋭い表情に見えます

慶應元年(1865年) 丑八生まれ

西浦賀紺屋町

石工 源右エ門

2ペアとも江戸時代の生まれです


磐座(いわくら)信仰

磐座信仰は、神は山・木・石などの自然に宿るとされる、原始からの自然崇拝のひとつです

 

頑丈な鉄製の囲いに守られて

さらに、その内側に石製の玉垣があり、しめ縄がかけられています


竜宮から一対の巨石が献上され、その一つが安房大神太玉命の御霊代として東国鎮護のために飛んできたと言われています

 

岩の中央に窪みがあって、安房国(房総)を向いているため、安房口神社と社名がついたとも伝わります


それにしても頑丈な二重の柵

誰か岩を削ったりしたのかな🪨

 

御神体である、大きな安房石の霊石です
長さは2メートルくらいあったかな

房総の洲崎神社の石と、安房口神社の石は

向かい合って置かれていて

阿吽で対を成し、結界を張ると言われています

まるで狛犬のようです


房総半島の洲崎神社を訪れた時の記事です下矢印

 

御神木の枝が

鉄製の囲いを押しつぶしてしまいそう

 

この後、私は根っこに引っかかって、どってーんと転んでしまいましたアセアセ

Gパンが汚れた程度で済んだものの

「やばい、聖域で転んじゃったガーン」と娘に言ったら

「これくらいで済んだんだから、守ってもらえたんじゃない?グッ」と言われ、妙に納得しました

 

 

2024年3月22日

 

 

 

安房口神社
所在地   神奈川県横須賀市吉井3-95
ご祭神   天太玉命 アマノフトダマノミコト
創建    年代不詳
由緒