3月10日、アメリカのシリコンバレー銀行が倒産して

 

その後、アメリカで銀行の破綻が続き

 

株式相場が混乱した後、

 

イエレン財務長官が預金全額保証を表明したことで、

 

市場は落ち着きましたが、

 

クレディースイス銀行の資金繰りに関するニュースで

 

再び混乱しましたが、

 

スイス中央銀行からの資金調達のニュースで、

 

市場は落ち着きました。

 

個人的な見解になりますが、

 

日本ではありえないような大きな事件ですが、

 

リーマンショックのように金融システムに影響が出ることはなく

 

それほど大きな影響はないと思います。

 

アメリカの銀行の破綻は集めた預金で国債を購入していましたが、

 

アメリカの金利が上がったことで国債が下がり

 

そこに取り付け騒ぎが起きたことが原因です。

 

債権は金利が上がると金利の低い債券の価値が落ちることから

 

金利が上がると価格が下がる傾向にあります。

 

債権は満期まで持てば市場価格がどうであれ満額償還される商品です。

 

そもそも債権は株式と違い大きく下がることはなく

 

今回も1割程度下がったものがほとんどだと思います。

 

そこに利息がもらえるので、

 

全体を考えると価値が大きく下がることはないのではないかと思います。

 

アメリカの銀行がどのような破綻手続きを選択するかわかりませんが、

 

破綻しても資産があり

 

弁済の原資があるため

 

大きな影響はない気がします。

 

クレディースイス銀行の件は複雑で

 

どうなるかは見通しが立たないですが、

 

さすがに破綻はないと思います。

 

日本の銀行も日本国債を大量に持っているので、

 

日銀が利上げすると倒産の危険があるといえます。

 

日経平均株価は昨年の夏から28500円前後で落ちているので、

 

これ以上の価格で持つと下落はあります。

 

 

にほんブログ村 士業ブログ 司法書士へ
にほんブログ村