日本で初めて格安航空会社ができることが9日発表されました。全日空が年内の設立を目指します。最近耳にする格安航空会社(lcc)ですが、一体どのような特徴を持っているのか説明したいとい思います。
まず「lcc」は「low cost carrier」の略で、コンセプトは「高速バス並みの運賃」を掲げています。従来の運賃と比較し3割から7割程安くなっています。
そんな「lcc」ですが世界各国、どんな会社があるのか。昨年、旅客者数世界一を誇った、米サウスウエスト航空もlccの一つです。中国の春秋航空は7月末に「茨城ー上海」区間の座席の一割を、片道4000円にし注目を集めました。他には韓国のチェジュ航空が「関西ー金浦」区間を29000円に(既存大手の運賃は62000円)。同じく韓国のエアプサン航空は「福岡ー釜山」区間を21000円(既存大手の運賃は43000円)。オーストラリアのジェットスター航空は「成田ーケアンズ」区間を50000円(既存大手の運賃は240000円)に。
ではなぜそんなにも格安で輸送できるのか。
1・食事、飲み物を有料に
2・席を自社サイトで直販(人件費の削減)
3・運行する飛行機の限定(パイロット、整備員の縮小。特に飛行機によってパイロットの訓練も変わるので、研修費が余分にかかる)
4・着陸料の安い空港を選ぶ(成田、羽田といった着陸料の高い空港より茨城空港などの着陸料の安い地方空港を選ぶ)
このようにlccは知恵を絞り出し料金を安くしていったのです。しかしどの項目にも言えることは、コストを極限まで削減したこと。客室乗務員は機内アナウンスなどの業務以外にも、機内掃除を行い一人何役もこなしています。コスト削減が功を奏した形になりましたが、一人・一機に与えられる責任もその分大きくなり、安全面の欠落につながる恐れもあると思います。
次回は格安航空会社part2を書きます。