スーパー湿式外断熱工法効果

今回は次の現場で施主様に効果実証データをお渡しすべく、無線温度ロガーという温度計測機器を関西ペイント発行塗板にそれぞれ塗布し、塗板裏の合板に穴を空けてロガーを設置、室内にクーラーをかけている状況を模して飛散防止シートに設置、純粋な塗膜裏構造用合板の熱変動を計測しました。 

Zウォールは関西ペイント基準倍量以上の17ミリ仕様で、日本で唯一の厚みをもたらスーパー外断熱工法と自負する塗板(実際の現場での最大塗布量実績多数)での計測体です。

グラフ推移が確かな効果を実証

グラフの青は通常仕上げのシリコン樹脂塗料仕上げによる温度推移、オレンジはZウォールに遮熱排熱性を伴う仕上げを行った塗板の温度推移です。

表面温度ではなく、塗板裏の合板素材温度が測られているのがポイントです。

今回この取り組みを行った理由として、大成パルコン改修工事後の建物内異常高温困り果てた施主様へZウォール提案したのが始まりです(間もなく着工)。

グラフを見るとZウォールではない塗板の温度増減が激しく、Zウォールの温度増減が緩やかであることが解ります。

躯体温度の強い増減は結露などももたらし、ダメージも溜め込みます。

他方、Zウォールを施した外壁は緩やかな温度変化で1日推移します。

ここに躯体の熱籠りを軽減するための仕掛けがあります。

1日安定した温度となることはエアコンの稼働安定化にも寄与し、結果として光熱費の削減が見込まれます。

Zウォールパターン

一番膜が積層できるランダム仕上げを推奨しておりますが、写真のようなパターンも現在開発中です。

デザインができる材として設計されていないため、現場での試行錯誤がから生み出されたパターンが増えています。



 嘘偽りない実質データ


Zウォールを使った場合の温度変化

通常塗膜の温度変化

Zウォールの方が緩やかなグラフを描いているのは、断熱がしっかり効いており、急な温度増減を遮断しているがゆえ。

通常塗装の場合はダイレクトな温度急上昇急下降があるために、グラフの動きが激しく、これが外壁や躯体の劣化を引き起こしています。

外壁を守り、熱を遮断し、結露を予防し、更に遮音性もアップするスーパー湿式外断熱工法Zウォール。

ツボイ塗工ならではの多数の仕様をご準備しております。

暑さ寒さでお困りの方へ、そこに更に耐久性を担保されたい方へ、多数の仕様を取り揃えて、皆様のお問い合わせをお待ちしております。