お客様の一番の懸念
塗装工事を始めるにあたり、施主様が気にされるのは外壁のひび割れは大丈夫なのか、上手く治るのか、です。
ひび割れって放置で大丈夫？
外壁材の内側には二次防水として防水シートが貼られていて、ひび割れが起こっているからすぐに雨漏りに繋がるケースは特殊です。
ただ、構造上割れると厳しい箇所や全体的にひび割れが入っている場合、木造モルタルであると、モルタルの強度が落ち始めており、改修が遅れると負のサイクルに入る場合もあり注意が必要です。
これからお見せする動画のひび割れは構造の動きからの割れ。
かなり難しいものとなり、特別配合をした補修材を現地で作り対処している様子です。
塗装で埋めることのできるひび割れは0.2ミリ以下
よくフィラーを塗れば、サーフを塗れば大丈夫という文言を聞く事もあるかと思います。
ただし、本当に対応できるのは0.2ミリ未満のヘアクラックと呼ぶ髪の毛程度の太さのひび割れのみ。
それ以上の幅のひび割れは別の処置をしないとすぐに再発してしまいます。
どんな処置をしてくれるのか
見積もりに来て下さった業者さんにしっかりと納得の行く説明を求めてみてください。
そこで雑な説明で終わるようなら、あまりおすすめできる業者さんではありません。
パッと綺麗にできるのは新築後、または塗装後１０年未満で大きな問題が塗装する面に起こっていないのが前提です。
塗り遅れてしまったご自宅の場合、次の塗装まで長持ちさせたい、最後の塗装としたい等の要望がおありでしたら、下地処理に対するしっかりとした提案ができ、知識豊富な業者さんにお任せするのが、成功への一番の近道です。大きなお金の動く工事ですから、慎重に業者さん選びをしてくださいね。
