助成釣り広告にご注意を



写真のような釣り広告が最近多く出回っておりますが、所謂釣り広告と呼ばれるものです。

実は比較的助成が充実している東京23区と助成がない地域があります。

分かりにくいためサイトと登録してしまうと、業者さんから怖いくらい連絡が来る挙げ句に助成がないなどということもあります。
 

 東京周辺自治体には迷惑も




東京23区はカーボンニュートラルへの対応施策の一環として


助成のスタイルは各自治体で異なりますが、概ね高日射反射塗料(遮熱塗料)を採用することを前提とした助成金が主で、更には屋根の大きさで助成金額が変わるのがポイントとなります。

目黒区近隣自治体で一部を除き30万円に到達する助成はありません。

ここは景品表示法に触れないのか気になるところです。

そこで情報をまとめましたので、東京23区で助成金はあるのかなとご確認頂ければと思います。

また、助成金は4月から始まるものが多く、区内業者限定も多く、予算枯渇で当年度申請終了となりますので、お早めの検討が宜しいかと思います。

更には工事前の事前申請と申請が通る事が前提となり、区によっては申請が通るまでに1ヶ月を超えることもありますから、余裕を持っての申請がおすすめです。


東京23区助成金

目黒区
目黒区に本店または支店のある塗装店
最大10万円助成(対応可能です)

世田谷区
世田谷区に本店または支店のある塗装店
屋根遮熱塗装採用(JIS規格品証明必須)で外壁共に最大20万円助成

杉並区
屋根・外壁遮熱塗装採用(JIS規格品証明必須)で最大15万円助成(対応可能です)

大田区
塗装助成なし

練馬区
塗装助成なし

足立区
塗装助成なし

荒川区
塗装助成なし
屋根軽量化助成最大30万円

板橋区
塗装助成なし

江戸川区
塗装助成なし

葛飾区
塗装助成なし

北区
区内業者限定最大10万円
遮熱くくり無し

江東区
屋根遮熱塗装助成
個人住宅最大20万円
集合住宅最大150万円
(対応可能です)

品川区
区内業者限定最大20万円
遮熱くくり無し

渋谷区
区内協定業者限定最大10万円
遮熱くくり無し

新宿区
屋根遮熱塗装採用(JIS規格品証明必須)㎡あたり2000円最大20万円助成
(対応可能です)

墨田区
塗装による助成なし

台東区
屋根遮熱塗装採用(JIS規格品証明必須)㎡あたり2000円最大15万円助成
(対応可能です)

中央区
屋根遮熱塗装採用で総費用40%最大20万円。
(対応可能です)

千代田区
塗装助成なし

豊島区
塗装助成なし

中野区
塗装助成なし

文京区
屋根遮熱塗装採用(JIS規格品証明必須)で㎡あたり2000円、最大40万円
(対応可能です)

港区
区内中小企業・個人事業主塗装店
最大30万円助成で材料総額または2000円/㎡のいずれか低い方を適用。
遮熱塗装採用必須。

川崎市
塗装助成なし

横浜市
塗装助成なし

千葉市
塗装助成なし

市川市
塗装助成なし

さいたま市
屋根遮熱塗装採用で戸建て最大2万円、
集合住宅最大50万円

以上が23区とその近隣地域での助成金有無のまとめです。

当方対応可能な地域も念の為記載させていただきましたが、2024年2月までの情報を元に作成いたしました。

ご参考になれば幸いです。
また、追記も検討しております。