サイディング住宅の寒さ暑さ、安っぽさを全て払拭したい。

そんなご要望にお応えするために採用したのはツボイ塗工オリジナルとなるスーパー湿式外断熱工法Zウォールハードランダム模様と親水性遮熱断熱仕上げを組み合わせた工法。

日本で唯一無二の工法をお伝えします。

塗装改修前。汚れとサイディングシール部分の劣化が顕著でした。

改修後の現場はもう、サイディングが鳴りを潜めて塗り壁へと変貌しています。

(雨樋接続前で竪管が途切れているのはご愛敬です)


【湿式外断熱工法とは】

断熱先進国ドイツで開発されその後アメリカで発展した工法です。

躯体にESPボード(断熱発泡ボード)を貼り付け、メッシュを施し、左官仕上げ(漆喰も含む/厚膜漆喰は断熱性に寄与すると言われているが日本では難しい/主に激しい汚れを呼ぶyため)方法です。RC住宅などでは施工可能な工法も木造一般住宅がメインの日本ではなかなか改修で行なうには難しいのが実情です(外壁にかなりの厚み/10センチ以上が乗るため、窓・笠木等の取り合いが難しくなるのが理由です)。

【関西ペイント/Zウォールについて】

1989年に発表され、2つの特許を持つ塗装単体で断熱性能を付与させる特殊塗装です。当時は認定施工店制度を敷き、認定者しか扱うことのできない塗装法でした。それからも分かる通り、塗装には高い技術力が必要。関東では当方を含め2社が実績を重ね、全国でも扱う会社が少ないです(とても難しい塗装のため施工できる会社が限られる)。関西ペイント標準工法では5㎜から7㎜厚の仕様です。

【Zウォールの良いところ】

一番は塗装での改修であるため、素材を選びません。ツボイ塗工ではモルタル、コンクリート打ち放し、タイル、サイディングと全ての外装に対する経験値を持っております。笠木、サッシの取り合いなども技術力でしっかりとカバーできるため、外断熱工法を試したいが無理だったというお客様に対しても柔軟な対応が可能です。

【ツボイ塗工のZウォール工法】

ひび割れという言葉を私の辞書から消して欲しい、ぐらぐらのブロックを素敵に改修したい、モロッコやサンディエゴにあるような塗り塀にしてみたい、地中海のような意匠にしたいというような意匠を変えながら高機能を付与させることを非常に得意としております。開設から47年の飽くなき技術探求で培った技術を存分に惜しまずお示し致します。断熱性能付与として遮熱断熱仕上げ、超耐久仕上げとしての無機仕上げ、多彩模様仕上げ、艶有り艶消し仕上げ、全て対応可能で実績も積み重ねております。ツボイ塗工のZウォール工法はメーカー規定値2倍~3倍厚である15㎜~20㎜を外壁に塗布してゆきます(Zウォール単体)。



正面のサイディング意匠は残しながら、塗装によるデザインチェンジを提案しました。

屋根を除き、破風・軒天・外壁・基礎と全てZウォールで包み込む贅沢仕様。サイディングのシール打ち替え作業はもう必要ありません。この断熱主材は仕上げ材のメンテナンスを怠らなければ建て直しまで維持することが可能。次の塗り替えでは大幅なメンテナンスコスト削減が実現します。先にしっかりと予算を掛けると、断熱性・遮熱性・遮音性・結露対策、全てを手に入れることができます。生活環境の改善・光熱費コストの低減など、生活に関わるライフコストの低減も実現して過ごしやすい建物にしながらお洒落な外観も手に入れることが可能。一体的なコストは覚悟が必要ではありますが、どこにもない塗装がここにあります。一部残したサイディングはデザインペイントで改修後に関西ペイントリフォームサミットプラチナ参画店限定の20年以上耐久する無機クリアを施しています。次の塗り替え時にはクリアだけでも良いかもしれません。


今回、屋根も遮熱断熱仕上げとして、日射反射率80%を超える色を選定。そのバランスを整えるべく、雨樋をブラックに、破風をダークグレー(遮熱断熱仕上げ)としました。シャッターボックスを同じダークグレーとすることで統一感を出しています。断熱性能を付与させるために屋根から破風・軒天・外壁・基礎に至るまで全て包み、断熱性能を底上げしています。



アメリカ製のコテで空気を封じ込めながら塗る特殊塗装法で施工します。


本工事で使ったZウォール材料はほんの一部しか現場に納入できません。初期配送の50缶でご覧の様子です。


↑参考までに。。。。



塗って即座に効果を発揮し始めるツボイ塗工のZウォール、電気代高騰の折、外壁改修の一つの手としてご採用されるのは如何でしょうか?日本でここまで多彩な提案ができるのはツボイ塗工だけです。関西ペイント社員も知らない材料を東京で広め、ツボイ=Zウォールということで社員さんからやディーラーから、はたまた地方在住の一般の方から多数のご相談を受けております。是非一度ご相談ください。そのお困りごと、解消できるかもしれません。