まずはうんちくよりもこちらの動画をご覧ください。ステンレスマグを二つ用意し、一つは未処置、一つは今回のzウォール施工厚みで包んでいます。


このように施工していないマグはあっという間に熱くなりますが、Zウォール施工のマグには温度変化が全く見られません。この高い効果が出る材料を15ミリ、外壁に塗る作業をこれからお伝え致します。

まず、この材料は一缶当り2㎡しか塗れない材料。つまり150㎡の外壁を塗るためには75缶最低必要になります。ツボイ塗工はメーカー規定倍量のため、その倍を使います。写真は初期搬入分の50缶。メーカーから無くなり次第追加発注する段取りをしないと現場に入り切りません。


今回の塗装対象はサイディング。過去にジョリパッド面、タイル面、コンクリート打ち放し面、モルタル面に塗装した経験を生かしての施工です。

サイディングからZウォールの良いところは、サイディングで懸念されるシーリング打ち替え問題から解放されること。次の塗装更新の際は下塗りから仕上げ塗装への3工程で済みます。Zウォール本体は20年以上耐久します(仕上げの更新は必須)。20年以上前に発売された当初の物件もしっかり維持されているとのことです(関西ペイント北海道販売部から)。


薄膜のZウォールベース5ミ厚。こちらは本格的なランダム施工を行なう前のベース塗りとなりますが、既に効果を発揮しています。実は日本のサイディング住宅の多くで熱が外に逃げ、寒さが倍増している現実があります。窓はペアガラスが施工されていますがサーモグラフィーカメラでオレンジに発色しているように熱が外に逃げてしまっています。断熱先進国のドイツではサッシフレームはアルミではなく樹脂や木製です。熱伝導の良いアルミが噛むことで熱が素早く外へ逃げてしまうんです。日本のインプラスが樹脂製というのはそういうとこからなんです。


コーナーは被りが薄くなりがちな部分のため、R加工を施して同じ膜厚となるよう施工します。


今回基礎断熱も行ないます。基礎は平滑仕上げ7ミリ仕様。汚れが噛みやすい部分のため、平滑仕上げとしています。この部分には外壁に仕上げ施工する遮熱断熱ハイブリッド仕上げとは異なる手法を用います。


軒天井も冷気が入る場所Zウォール平滑7ミリ仕上げ。かなりの難易度で大変な作業ですがしっかりと施します。ここにも遮熱断熱ハイブリッド仕上げが入ります。


今回徹底施工のため、雨樋交換も打診し、全撤去後、破風にもZウォール施工で完璧を期します。写真の女性職人は妻です。女性ならではの視点から私の現場を支えてくれています。

ツボイ塗工は遮熱塗料が世に生まれてから、他社に先駆け施工を続け、進化しています。町場では日本で一番早く取り組んだのではないでしょうか。そして、関西ペイントZウォールは昨年、関東圏出荷実績No1を獲得しております。関東では2社のみが施工実績を重ね、その1社がツボイ塗工です。


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