![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170718/19/tsuboi-toko/ef/d6/j/o0960054013985346168.jpg?caw=800)
タスペーサー設置からの紹介になります。
通気緩衝工法と言うだけに、換気が良くなり遮熱塗料も塗らない施主さまから『気持ち涼しくなった』と驚かれたこともあります。
一枚区画にタスペーサー一個を設置するシングルと言う方法があるようですが、方法として採用したことは一度もありません。無意味ですから。
最低一枚区画に二枚ないし三枚設置するのが当方のやり方。
更に規定位置など意味がありません。
板は経年変化で波打っていることもあります。
そのため、パッと眺めて詰まりやすい箇所を見極めて設置してゆきます。
職人ですから当たり前ですが。
今回は変形は軽微だったので、ダブル工法になり、およそ1100個を設置しています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170718/19/tsuboi-toko/72/0c/j/o0960054013985346208.jpg?caw=800)
流石は屋根の水谷ですね。
臭いのが難点ですが。
私が高校生の頃、一度、屋根の水系ブームが来ましたが悲惨でした。
当方でも真面目に塗ってもダメな現場もあり。
以降、屋根に水系は使いません。
断熱で水系を使うこともありますが、
プライマーは必ず2液弱溶剤です。
長期に渡る維持を考えたなら、
塗装時の臭いの我慢の方が後々の為です。
職人歴としては20数年ですが、家業として携わっていましたから、業界歴は物心をついてからずっとです。
もし、心に響いたなら覚えておいてくださいね。
屋根に水系は危険です。
どうしても塗る場合は本当に信頼しきれるメーカーなのか、吟味に吟味を重ねてください。
そうでなければ回避すべきです。
以上、屋根のお話でした。