タスペーサー設置からの紹介になります。

通気緩衝工法と言うだけに、換気が良くなり遮熱塗料も塗らない施主さまから『気持ち涼しくなった』と驚かれたこともあります。

一枚区画にタスペーサー一個を設置するシングルと言う方法があるようですが、方法として採用したことは一度もありません。無意味ですから。

最低一枚区画に二枚ないし三枚設置するのが当方のやり方。

更に規定位置など意味がありません。

板は経年変化で波打っていることもあります。

そのため、パッと眺めて詰まりやすい箇所を見極めて設置してゆきます。

職人ですから当たり前ですが。

今回は変形は軽微だったので、ダブル工法になり、およそ1100個を設置しています。
三箱用意。これをやらない業者さんの気が知れません。
2液浸透性エポキシ2回塗りと棟板金錆止め。
錆止めは錆色が嫌いなもので、グレーです。
水谷ペイントのパワーシリコンマイルドⅡ。

実は見積もりではR-siだったのですが、着工について、お待たせもしておりましたので、無償アップグレードです。

私なりの心意気です。
今回も非常に良い仕事をしてくれました!
流石は屋根の水谷ですね。
臭いのが難点ですが。

私が高校生の頃、一度、屋根の水系ブームが来ましたが悲惨でした。

当方でも真面目に塗ってもダメな現場もあり。

以降、屋根に水系は使いません。

断熱で水系を使うこともありますが、
プライマーは必ず2液弱溶剤です。

長期に渡る維持を考えたなら、
塗装時の臭いの我慢の方が後々の為です。

職人歴としては20数年ですが、家業として携わっていましたから、業界歴は物心をついてからずっとです。

もし、心に響いたなら覚えておいてくださいね。

屋根に水系は危険です。

どうしても塗る場合は本当に信頼しきれるメーカーなのか、吟味に吟味を重ねてください。

そうでなければ回避すべきです。

以上、屋根のお話でした。


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