こんにちは。

 

未知のもの、解明されていない謎、

ミステリー、そういうことが昔から好きです。

 

わからないからこそ、調べたくなる。

わからないからこそ、知りたくなる。

学習の原点ですね。

 

と、話が少しそれましたが、

歴史でいえば「本能寺の変」のように

様々な説があって謎が残されている

そんな出来事に興味があります。

 

というわで、今回は、そんな謎中の謎、

KING OF mystery in Japanese history

日本史における最大の謎のひとつ、

邪馬台国はどこにあったのか?について

考察していきたいと思います。

 

と、やや大仰に打ち出してみましたが、

まったくもって歴史に詳しいわけではありません。

あくまで、いわゆる「魏志倭人伝」に登場する

国名をもとに、現代の地名と似ている地名を

探して、考えていきたいと思います。

 

地名は1000年経っても残ると言われますので。

(地名ってほんとうにすごいですね。

難読地名とかも調べてみたい。)

 

浅はかな考察になるかもしれませんが

ぜひお付き合いください。

 

では、早速見ていきたいのですが

邪馬台国の場所には諸説が存在し

北九州説に畿内説、さらには四国説

八幡平(音読みがが似ているから?)

奄美大島(確かに大和という地名がありますね。)

などなど、日本中のそこかしこに

ここが邪馬台国だ、という場所があります。

(「親魏倭王」の金印が出れば一発で解決する

わけですが・・・。)

 

そんなわけで諸説全部について考えていたら

大変なことになってしまいますので

有力な2つの説の場所、北九州と近畿地方

に絞って探していきたいと思います。

(もっと広域の連合国家説もありますが・・・)

 

まずは、北九州に「魏志倭人伝」に登場する国名と

似た地名があるかどうか探ってみたいと思います。

あくまで地理好きが似た地名を探す、ということで

やっていきます。(興味があり、前から似た地名を

探していたというだけですので。)

 

さてさて、北九州説を考察するにあたって

現在ほぼ定説とされている国について

見ていきましょう。

 

まずは、対馬国。これは長崎県の対馬ですね。

次に一大国(一壱国)。これは長崎県の壱岐。

そして次に、末蘆国(まつらこく)。

これは佐賀県の東松浦半島が有力とされています。

長崎県の北松浦半島もありますが、

どっちにしても名前の音がすごく似ています。

次に、伊都国。これは、現在の福岡県の糸島市が

有力とされ、ここまではほぼ定説となっています。

 

さあ、では、どんどん進んでいきましょう。

次に登場するのが、奴国。

漢委奴国王の金印は有名ですね。

この奴国と同じだとして考えてみます。

金印は福岡県の志賀島で発見されていますので

博多湾周辺を探してみます。

「な」の付く地名というと、福岡市の「那の津」

そして博多湾に流れ込む「那珂川」が

見つかります。当ブログではこの辺の

博多湾周辺を候補にしておきたいと思います。

(奴国の候補地として挙がっている場所)

 

次に、不彌(不弥)国(ふみこく)。

これは福岡県糟屋郡宇美町。

ここも多くの方が、不彌国に比定している場所。

不彌(ふみ)と宇美(うみ)ですから

音はかなり似ています。

 

ここまでみてきましたが

次の投馬(とうま/つま)国が

意見の分かれるところ。

魏志倭人伝によると、投馬国もは

5万余戸の家があるとなっていますので

人口は数十万の国と考えられます。

それだけの人を養うには米が必要。

そして稲を育てるには広い平地が必要ですね。

 

投馬「とうま・つま」に似た地名は

北九州ではなかなか見つかりません。

久留米市に「朝妻(あさづま)」

「御井朝妻(みいあさづま)」という

妻のついた地名があります。

浅つ間(干潟・港)が語源のようです。

「津間」という可能性もあるのかな?

いずれにしろ、海沿いだった場所ですね。

 

三潴(みずま・みづま)もありますが

「水の沼」「水の間」(みのま)から出来た

地名のようなので、ちょっと違いそう。

 

(朝妻の地名は京都府や兵庫県、奈良県にも

あるんですね。同じ由来なのかしら?)

 

北九州ではありませんが、宮崎県の西都市にも

「妻」の地名があります。都萬神社があり

近くに西都原古墳群があります。

ここも昔から「投馬国」の候補地のようです。

北九州説にはちょっと離れすぎているかな。

 

ということで、投馬国は「つまこく」として

福岡県の久留米市あたりを候補地としてみます。

 

さて、次がいよいよ本題の邪馬台国ですが

長くなりましたので、こちらを探すのは

次回にしたいと思います。

それでは、次回もよろしくお願いします。